2018年06月29日

日本の作戦勝ちについて

昨日夜にW杯の日本対ポーランド戦があって、今朝確認したら日本は負けたけれど決勝T進出を決めたというのを知った。
「フェアプレーポイント」という単語も初めて知った。
ポーランド戦の最後の方で、セネガルがコロンビアに1点差で負けそうだということになって、フェアプレーポイントの差でわずかにセネガルを上回っていた日本は、無理攻めを回避して「逃げ切り」を図った。
1点リードしてポーランドもすっかり安心したということもあったのだろう、試合は最後の約10分は日本が時間潰しのパス回しに終始する展開になったらしい。(観ていないから実際のところは知らないのだ)

それでその時間潰し作戦に会場でブーイングが起きたりネット上で批判が沸き起こったりしたらしいが、しかし日本の作戦は個人的にはきわめて妥当なものだったと思う。

残念ながら日本チームは弱い。
FIFAランク61位というのは低すぎるのではないかという声もあるようだが、しかし実際その辺がいいところなんじゃないかという気もする。
戦力的に弱い日本が勝ち進むためには勝ち方の美醜にこだわっていられないのだ。(今回は負けて勝ち上がったわけだが)

まあそういう作戦面も含めての実力ということでいえば、現在の日本は十分に決勝T進出に値するということなんじゃないか。
選手の平均年齢の高さが一部で問題視されていたようだが、今回はそれが経験値の高さとして有利に働いているのは間違いない。
その象徴がGKの川島で、彼はいくつか大失敗もやらかしたということだが(わたしにはどの程度の失敗かよく分からない)、その都度彼は気持ちを立て直していくつかファインセーブも見せている。

今大会の日本チームは川島に象徴されるようなメンタルタフネスで勝ち上がるチームなのだ、という風に見える。
で、このメンタルタフネスというのは日本語で言うところの「根性」とはやや趣を異にする概念であり、それは技術的なものであって適切なトレーニングによって強化可能なものなのである。

「メンタルタフネスで勝った」件で思い出すのは、やや昔の話だが1988年ソウル五輪水泳競技・100m背泳ぎの現スポーツ庁長官・鈴木大地の金メダルだ。
鈴木大地は午前の予選が55.90秒で、対するアメリカのバーコフが当時の世界新となる54.51秒という驚異的なタイムで1.39秒の絶望的な差をつけられた。
100m種目でこの差は、逆立ちしても昼寝をしてもひっくり返らないというくらい絶対的な差だと思われたのだが、鈴木大地は決勝レースで潜水バサロキックをいつもより5m延ばしてバーコフを慌てさせ、プレッシャーのかかったバーコフは泳ぎが硬くなって鈴木大地は日本新55.05秒で先着し見事金メダル。

この時の鈴木大地は実力的にはバーコフより劣っていたが、本人2回目のオリンピック(バーコフは初五輪)の経験を生かして冷静を保ち、実力だけでは勝てないので大一番で賭けに出て、結果その賭けを成功に導いた。
それだけのいろんな技術を全部持ち合わせていたということだと思う。

それでサッカー日本代表の次の相手はものすごい強敵のベルギーだが、どんな戦い方をするのか今から楽しみになってきた。(リアルタイムでは観ないけどね)
posted by ヤス at 09:26| Comment(2) | 徒然なるままに

2018年06月28日

ハーレー貿易問題続編

昨日、トランプとハーレーのEU報復関税をめぐる一件を書いたが、その後のニュースで続報があった。

ハーレーの海外生産移管の発表に激怒して「重税を課す」と息巻いたトランプであったが、トランプが怒ったのはハーレーがアメリカ国内向けも海外に移すものと早合点したからで、「もしアメリカ向けのハーレーを海外工場から輸入したらものすごい高い関税をかけてやるぞ」ということだったらしい。
それで罰としての「重税を課す」ことの意味がやっと分かった気がした。

メイドインUSAにこだわるハーレーとしては、当初からアメリカ国内の需要は国内工場でまかなうつもりであり、トランプの激怒は空振りだったということである。
まあことの一部にトランプの勘違いがあったのが分かってそれはそれでよかったのだが、しかしだからといって問題が根本的に解決したわけではない。

アメリカ(というかトランプ)が仕掛けたEUや中国や日本などのからの鉄鋼・アルミニウムへの輸入関税措置は4月頃から実施に移されている。
日本がアメリカに輸出する鉄鋼材料などにも適用されているわけであるが、しかしアメリカ企業が日本から買う鉄鋼製品はほぼ代替のきかないものばかりとのことで、実際の貿易量への影響はほとんどないらしい。

ということはつまり、アメリカの企業は今年の4月以降25%の関税分が上乗せされた金額で日本製鉄鋼材料を買っており、その分は確実に経営的な負担になっているはずである。
最終的にこのコスト増の大部分はアメリカの消費者によって負担されることになるのだろう。(絶対額はそんなに大きくはないらしいが)
「アメリカ国内の雇用を守る」という掛け声で始まった関税措置がアメリカの消費者の負担増につながるとしたら、これは皮肉な出来事である。

また今回のハーレーの一件で、貿易相手国による報復措置が今後の新たな問題になることが予測される。
EUはアメリカ製バイクに報復関税を掛けたわけであるが、アメリカ製の輸出バイクといえば事実上ハーレーしかない(「インディアン」「ビクトリー」もあるにはある)ので、これは事実上のハーレー狙い撃ち関税である。
ハーレーの本拠地ミルウォーキーは共和党ライアン下院議長という人のお膝元だそうで、一説によるとEUはこの人物を狙い撃ったのではないか、という話もあるらしい。

またハーレー以外にも昨年メキシコ工場移転を断念したフォードは、アメリカ工場からの中国向け輸出強化を計画しているそうで、この辺でも中国の報復措置が懸念される。

あと個人的に心配なのはアップル製品であるが、しかしよく考えてみるとiPhoneもMacBookもホンハイの中国工場製なので、こちらはまあ大丈夫なのか。

いずれにせよトランプの保護貿易政策は各所(とりわけアメリカ国内)に悪影響を及ぼしかねず、こんなんでは11月の中間選挙は共和党はかなり危ういのではないか、などと思ったりした。
posted by ヤス at 10:02| Comment(0) | 徒然なるままに

2018年06月27日

ハーレーとEU報復関税

アメリカのオートバイメーカーのハーレー・ダビッドソンがアメリカ国外に生産拠点を移転するかも、それに対してトランプが激怒、というのがニュースになっている。
ハーレーの生産海外移転はトランプの始めた貿易戦争のあおりを食った結果であり、EUが報復関税措置としてアメリカ製オートバイにかけていた関税を現状の6%から31%に引き上げる動きに対応したものである。

ハーレーは、1970年代に一度倒産している。
その後新しい経営陣のもとで地道な品質改善などに取り組み、ビューエルなどいくつかのオートバイブランドを買収したりして今では世界で5番目(1〜4番はたぶん日本の4メーカー)のオートバイメーカーとして確固たる地位を築いている。
特に1リットルを超える大排気量クラスでは大きな販売シェアを獲得しており、日本における昨年(2017年)の401cc以上クラスの車種別販売台数ではベストテンのうち3車種はハーレーが占めているほどである。

そのハーレーは、メイドインUSAにこだわってきたメーカーであることは確かなわけだが、現状でもブラジルとインドに生産拠点を持っているらしい。
そしてハーレーは売上高50億ドル強のうちアメリカ国内での販売が過半を占めているが、2番目に大きな市場がEUで売上の16%くらいあるらしい。
それで今回のトランプ貿易戦争のEUの報復関税でハーレーのオートバイは1台平均24万円ほど消費者負担が増えることになるそうで、おそらくハーレーのバイクは200万円くらいが中心価格帯だと思うが、24万円の負担増はかなり影響が大きいのは疑いない。
そういうこともあって、関税回避のためにアメリカ以外で作ったのをEUに出そうということである。
しかしトランプがそれにストップをかけて「生産をアメリカ外に移したらかつてない重税を課す」とか言って脅しをかけているらしい。

自由主義経済のアメリカで大統領の意向に逆らって重税を課せられるなどということが果たしてありえるのか、ものすごくわけが分からないが、そういえば以前四輪のフォードがメキシコへの工場建設を取りやめた「実績」もあるので今後の展開はどうなるか分からない。
ただハーレーの株価は確実に下がっている。

経済政策のありようということでは、日本のそれも部分最適でややゆがんだものになっていると思うのだが、しかしアメリカの(というかトランプの)経済政策もかなりいびつになっているように思われる。

ただ日本とアメリカで違うと思うのは、日本の場合もっぱら経団連企業の要請によって経済政策が決定される一方、アメリカでは(というかトランプは)「ラストベルト」の労働者たちの意向を想定して政策を決めているように見えることである。

今回のハーレーのようなちぐはぐなケースは、大企業の発言力が強い日本ではまず起こり得ないだろう。
そういう意味でアメリカは良くも悪くも民衆の力がまだまだ強い(日本に比べたら)のだなあ、などと思ったりした。
posted by ヤス at 10:36| Comment(2) | 徒然なるままに

2018年06月26日

デマ情報の拡散

このあいだの大阪の直下型地震で動物園からシマウマが脱走したとかいうデマが流れたというのがニュースになっていた。
2016年の熊本地震でも、ライオンが逃げ出したとかいうデマが流れて問題になったことがあった。
SNSの時代にはそういうデマが以前に増して広まりやすくなっている。
例えば地震などで動物園から猛獣が逃げたとかいうデマが広がると、ただでも忙しい警察や役所の人がそのために無駄な手間を取られて、救助活動に支障をきたして最悪の場合救われるはずの人命が助からない、ということだってあるだろう。

SNS等によるデマの拡散は、刑事罰の取り締まり対象としては名誉毀損罪、信用毀損罪、業務妨害罪などにあたるのだと思う。
先述のライオンが逃げたとかいうデマは偽計業務妨害罪に該当する可能性がある、ということになるのだろう。
わたしは法律は門外漢なので、この記述自体がある種の「デマ」になっている可能性もあるわけだが、だからあまりまっすぐ鵜呑みにしてもらっても困るような気もするが、まあかまわず書き進める。

それで偽計業務妨害罪というのは、「偽計」によって「業務」を妨害したことが認定されると成立する、ということであろう。
この場合の「偽計」ということであるが、これは「人を欺き・誘惑し、または人の錯誤、無知を利用する」ことをいうらしい。
この解説情報を見る限り嘘が「意図的」である場合に偽計が成立するように見える。

ここでTwitterとかFacebookとかのリツイートやいいねが偽計にあたるのか、という問題が出てくる。
誰か知らない人が流したデマ情報を信用して、ある種の親切心からそれをネット上に拡散した場合、リツートやいいねをした場合、その嘘と知らずに拡散した人は罪に問われるのか。
いろいろとネットを見た感じでは、今のところは嘘と知らずに拡散した場合は罪に問われない、ということであるようだ。

しかしデマの発信元は、いかにも本当に見えるデマを流して、それをうっかり信用して拡散する人のいることを予測しながら嘘情報の作成に精を出していることだろう。
そしてけっこう知能指数の高そうな人でもデマにひっかかったりしている。

あるいは別のパターンとして、デマ情報の拡散を目的に「私はデマと知りませんでした」という風を装ってデマを拡散する人々もいるかもしれない。
だから今後は意図的でない「偽計」についても何らかの法的処置が必要な気がする。

ということで、ネット時代における「その辺に落ちている面白そうな、または有益そうな情報」については、よくよく考えてからリツイートなりいいねしたりするのが望ましい情報拡散の在り方だと思う。

ヘルマン・ヘッセによれば、言葉というのは「ひとたび口に出すと、すべては常にすぐいくらか違ってくる、いくらかすりかえられ、いくらか愚かしくなる」ものであるそうである。
世の中に流れている情報は、いくら本当そうに見えても常にいくらか(あるいはほぼ全部)嘘であると思って間違いない。

そういう気構えでリツイートなりいいねなりした方がいいのだと思っている。
posted by ヤス at 10:30| Comment(2) | 徒然なるままに

2018年06月25日

W杯とナショナリズム

サッカーW杯はグループリーグが進んできてだんだん結果が出てきている。
昨晩は日本とセネガルの一戦もあって、日本は惜しくも引き分けになり決勝トーナメント出場はグループリーグ最終戦のポーランド戦に持ち越しになった。
というのは今朝ネットをチェックして初めて知ったのであるが、昨晩のセネガル戦のテレビの視聴率は平均で30%を超えていて、日曜深夜としては驚異的な数字であったらしい。

わたしも普段はサッカーとかほとんど興味がないのだが、さすがにW杯の場合、社会現象としての興味もあってチェックせざるを得ない。
それにそうやってチェックしていると、最初はなるべくクールに平静に見ようと思っていても、ついつい日本チームを応援する気持ちが湧き上がってくるものである。

その一方多くの日本人が日本代表チームを応援しているところに水を差すようで無粋かもしれないが、サッカーW杯の熱狂とナショナリズムの関係についてふと考えたりした。

スポーツイベントとしてのW杯は国別対抗戦であって、出場国の国民が自分のところのチームを応援するというのがある種の重要な舞台装置になっている。
まあ日本人が日本チームそっちのけでブラジルやイタリアを応援してもいけないことは何もないと思うのだが、おそらく各国の国民の大半は自分の国の代表チームを応援すると言う図式が自然に生じる。
だからW杯は興行として盛り上がるということがある。

しかしW杯で各国国民が自国チームを応援して盛り上がる図式がきちんと成立するのは、20世紀的な「国民国家の成立」が重大な前提にある。

19世紀にW杯を開催するとしたら、アフリカは言うに及ばず、アジア地域も大半が欧州の植民地なので、W杯=ヨーロッパ選手権のようになってしまったに違いない。
さらに遡って中世以前では国家としてのイギリスやフランスとかも出来上がっておらず、地方豪族が離散集合して権力闘争を繰り広げていた時代であり、何より当時の一般庶民は自分らがどこかの国の国民であるとは思っていなかっただろう。
それはかつての日本も同じで、日本人が自分たちが日本人だと真に自覚し始めたのは、幕末のペリー来航以降、アメリカやロシアの圧力・脅威を肌身に感じてからの話だと思う。

ナショナリズムというのはW杯で盛り上がるのに重要なものでもあるし、一方で国家が戦争や外交で外国としのぎを削るのにも必要不可欠なものである。
ヨーロッパのEUが今ひとつうまく行っていないのは「EUに対するナショナリズム的なもの」がまだ全然出来上がっていないからだろう。

しかし20世紀的ナショナリズムということで言えば、W杯を見る限り地球上にかなり根付いているように見える。

何はともあれ日本のW杯第3戦対ポーラド戦はあまりややこしいことを考えず素直に応援しよう。
posted by ヤス at 11:37| Comment(2) | 徒然なるままに

2018年06月24日

SNS時代の感情のやり取り

言うまでもないけれど、SNSの時代というのは現代人の心理状態にかなりの影響を与えている。

人々がSNSに何かを投稿する、何かをつぶやくというのはある種の「感情の発露」であって、そこには投稿する人の気持ちの表明(意識的無意識的を問わず)と、投稿を見る人の受け取り・解釈というものがある。
こういうコミュニケーションは以前にはなかった。

かつては会って話をするか、電話や手紙でやり取りをするか、人づてに間接的に話や噂を聞くか、そのいずれかしかなかった。
それがSNSの時代には、スマホを開けば知り合いがなにかつぶやいている、写真を投稿している。
それらの投稿には比較的明確なメッセージが込められている場合もあるし、ただ単に暇つぶしに適当に投稿しただけかもしれない。

しかし何気なくの投稿に対しても、そこには投稿者と受け取り手の感情のやりとりが生じている。
SNSの時代では、そういう感情のやりとりがとりあえず回数的に昔よりずっと多く生じている。
その気持ちのやりとりにおいては、いい感情のやり取りばかりでなく、嫉妬や嫌悪の感情を少々刺激することもあるだろう。
というかSNSの時代には、そういう負の感情のやり取りが問題とされることが多いと思う。
それで目の前に相手がいる時には、そういう負の感情のやり取りは生じにくい。
これは目の前の相手に面と向かって負の感情をぶつけるのはかなり勇気がいるからで、顔を突き合わせてコミュニケーションしている限り無難な感情状態に終始する可能性が高い。

しかし相手が電波の向こうに隠れて直接見えない、かつ、やり取りに多少のタイムラグがあってコミュニケーションの失敗を即座に処置できにくい状態では、面と向かっての場合より負の感情が行ったり来たりする状況が増えるのだろう。
それで知り合いとのやり取りで気まずい思いをする件数が、現代の方が昔よりずっと増えているものと想像される。

そしてそれは、男性よりは女性の方がコミュニケーション頻度が高いので、そういう機会が多いだろう。
あるいはもっと若い女子高生とか女子中学生とか、ちょいちょい失敗して「やべえなあ」とか思っているのではないかと想像する。

それでやっぱりおじさんの場合、この手の感情のやり取りに対する感度とかスキルが、若い女子よりもだいぶ遅れをとっているのではないか、そんな心配もするのである。
ついでにSNS時代で感情のやり取りが先鋭化し過ぎるあまり、それが中学生や高校生にとって大きなストレスになっていじめや自殺の問題につながっているのではないか、などとおじさん的に心配したりもする。

しかしおじさんが真に心配すべきなのは、感情のやり取りにおける自分とSNSネイティブ世代の感度の差異を自覚することであるのかもしれない。
そしてそれはSNS時代以前から変わらぬ宿題であったのかもしれないと思ったりしたが、なんにせよネット時代のコミュニケーションはいろいろと気を遣うことが多いなあと思うのだった。
posted by ヤス at 13:21| Comment(2) | 徒然なるままに

2018年06月23日

携帯料金削減の戦い

先月の初旬に携帯電話(iPhone)をソフトバンクからauに乗り換えた。
現代に生きる我々にとって、携帯電話をはじめとする通信コストの削減はきわめて重要な課題である。

わたしも折に触れてはソフトバンクショップに訪れ、携帯代削減に関する有効策を質問する、ということをやったりしていた。
その時までのわたしのiPhoneは7の32GBのやつであったわけで、これの2年払いの機種代金が月3670円、これにデータ定額5GBのプランなどと合わせて毎月約7000円、というのがそれまでのiPhone料金だった。

データ定額のプランには最低容量のプランとして1GBというのも2016年4月に導入されている。
これは総務省の指導で、高過ぎるとされていた携帯料金の是正を目的に導入されたものなのだろう。
わたしとしてはこのプランに切り替えたかったわけだが、実を言うと別にiPad Proを持っていて、そちらのデータ使用量と容量をシェアするプランでは、最低5GBでないとダメというので5GBのプランで、iPhone料金として月約7000円を払っていたわけである。

しかしこのたびiPad Proの2年縛り契約が晴れて終了した。
これで夢の1GBプランへの乗り換えの道が拓けた。
ちなみにこの頃のわたしの毎月のモバイル通信データ量はおおよそ1.6GBほどである。
モバイル通信での動画視聴を控えるように気をつけていればこの程度の通信容量に抑えられることが経験上実証できていたわけである。
さらにSNSにおける画像のやりとりなども自粛すれば、月1GBもいけるんじゃないか。

しかしもうひとつ通信代のかかるものがあって、それはソフトバンク光であった。
これが毎月8000ほどもかかっていた。
10ヶ月前までau光だったのを携帯とセットにすると割引がある、というので乗り換えたのだが、料金内訳をみると、謎の工事代金とかが入っていたりしてなんだか高いなあと思っていたのである。

それで当初はソフトバンクのままでiPhoneを1GBプランにしてコスト削減を図ろう、と思っていたのであるが、思い切ってauに行っていろいろ見積もりしてみたらiPhone8の64GB・4年払いにau光のセットにするとiPhoneが約月5000円(2GB使用時)、光が5100円の合わせて約1万円になるという。
それでauの言うことが真実ならだいぶ安くなるのでホイホイ乗り換えることにした。

ついでにいうとiPhoneの通信プランは「auピタットプラン」っていうやつで、これは通信料を1GBに抑えると月約4000円で済む。
光と合わせても1万円でおつりがくる。
それでひと月あまり使った結果でいうと、Wi-Fiのないところでは原則SNSを使わない、というのを徹底(実際には週2〜3回使用)すると、余裕で1GBを下回ることが実証された。

ということで携帯代など通信費用は料金体系が複雑で理解不能なことも多いわけであるが、通信コスト削減をめぐる戦いはまだまだ続くのである。
posted by ヤス at 14:14| Comment(2) | 徒然なるままに

2018年06月22日

ガソリン価格が上がっている

ガソリンの値段が上がっている。
おととい給油した時はレギュラー147円/Lだった。

ガソリン価格が上がっている直接の原因には、その元になる原油価格の上昇がある。
ちょっと調べてみると2016年初頭に原油価格は1バレル30ドル程度で底値になったあと、多少ジグザグしながらずっと上昇基調を続けており、最近は1バレル70ドルくらいになっている。
2年あまりで2倍以上に上がっているわけである。

リッター約150円というガソリン価格はもう十分に高いと思うが、この先どれくらいまで上がるのだろうか。

調べてみたら2016年前半のレギュラーガソリン価格は105〜115円/Lだった。
2年半でリッターあたり30〜40円も上がっているわけであるが、たぶん1リッター中の純粋な材料代としてのガソリン価格は60円くらい(たぶん)で、そこに輸送費や税金や卸業者とガソリンスタンドの利益が乗ってリッター147円とかいう値段になる。(ちなみに揮発油税は53.8円/Lである、他に消費税もかかるが)

そういうことを考えると業者の利益マージン、特にガソリンスタンドの取り分は非常に少ないのだろうと想像する。
特に今のように原油価格の上昇局面では、仕入れの上昇分を全部そのまま小売価格に乗っけるわけにも行かず、利幅はますます減っていくものと想像される。

原油価格が上がっているのには、いろんな専門家からいくつかの理由が説明されている。
ひとつは単純に産油国の減産が進んで原油在庫が減っていることがあるらしい。
もうひとつは不安定な中東地域情勢で、シリア内戦やイランの経済制裁、サウジアラビアの政情不安など。
あとアメリカを中心に沸き起こっていたシェールオイルのブームが一段落したということもあるようだ。
シェールオイルについては環境破壊を心配する声も根強く、また価格が下がり過ぎて破綻するシェールオイル企業も出たりしたので適当に生産調整も行っているのだろう。
そういうこともあってシェールオイルによる価格波乱要因が落ち着き、原油価格が再び上昇基調に入ったものと思われる。

だがたぶん一番大きい原油価格の上昇要因は「需要の増大」である。
中国をはじめ、インドとか東南アジアとか、あとアフリカあたりも、経済発展が目覚ましく石油の消費量がどんどん増えている。
だから長期的に原油価格は上昇基調にある。

中東情勢の状況緩和や産油国の生産調整の動向次第で、短期的に下がることもあるかもしれないが長期的にはずっと上がるものと予想するのである。
このままだと、おそらくリッター180円くらいまではすんなり行くんじゃないか、という気がする。(日本における過去最高値が180円くらいである)

ということで個人的には、ガソリンをなるべく燃やさない生活を目指そうと思っているところである。
posted by ヤス at 12:33| Comment(2) | 徒然なるままに

2018年06月21日

二種類のやる気について

最近のわたしの発見は、といっても大した発見ではないのだが、それは「やる気」についての発見である。
心理学や脳科学の本を読んでいると、やる気というものの性質が出てくる。
それらによると、「やる気があるからやる」のではなくて「やるからやる気が出る」という。

まあそんなことは考えるまでもなく当たり前のようにも思える。
やる気だけはあるがまだ実際にやってない、という状況は一種の矛盾状態であり、この時のやる気には実体がない。
だから実際に何もやっていない状況でいくらやる気だけはあります、といっても、この時のやる気が本物なのか偽物なのか判別しようがない。
やっていない段階の「やる気」は実質としては存在しないのだ、という命題は、脳科学というよりは社会科学的問題かもしれない。

いずれにせよ、何もやっていない状況における「やる気」は存在証明のしようがなく、かつ脳科学的には行動を起こすことによってだんだんとやる気が出てくる、という脳の性質がある。

それでちょっと疑問に思うことがあって、脳科学的には行動を起こすことで初めてやる気が発生するとして、ではそもそも人間をその行動に至らしめるものは何なのか。

それでちょっと考えてみると、人が腹が減ってメシを食う時に大したやる気はいらない。
健康な人が腹が減って目の前にゴハンを出されたら、そのゴハンを食うのに何の努力もいらない。
次の段階として目の前にゴハンはなくて、コンビニに買い物に行かないと行けない場合。
さらに、コンビニで買い物するお金がなくてまずそれを稼がないといけない場合。
メシを食うという最終目標は同じであるが、その目標が遠くなるごとにより多くのやる気が必要になるような気がする。

さてここで矛盾が生じた。
人のやる気は行動の中で生じるものであるというけれど、そもそもその行動を起こさせる大もとのやる気は、やはりどうしてもないと困る。
その大もとのやる気は、食欲であったり女にモテたいということであったり、そういう原初的な欲望である気がする。

ただ原初的な欲望の解決手段が目の前のちゃぶ台に乗っている状況では、大したやる気は要らないのである。
原初的な欲望を満たしたいが、そのためにはちょっとした難行苦行が待っている、そういう状況において「やる気のようなもの」が必要になる。

だから行動しているうちに湧き上がってくる脳科学的なやる気は、難行をやり遂げるためのもの、難しいことを飽きずにやり遂げさせるためにあるもの、ということができる。
そしてそもそもその行動を起こさせるもの、人を難行に駆り立てる「やる気のようなもの」は、原初的な欲望に結びついてこの欲望をなんとか実現したいというものである。
そういう風にやる気にはふたつの種類があるような気がする、というのが今日のところの結論のようなものである、ということにしておく。
posted by ヤス at 10:19| Comment(2) | 徒然なるままに

2018年06月20日

W杯予想はずれる

昨日のW杯サッカーは日本代表が大方の予想を覆して2-1でコロンビアに勝利した。
この勝利には、相手DFがやや不運かもと思われる一発退場をくらって数的優位の状況が転がり込んできたことや、後半から入ったエースのハメス・ロドリゲスが状態が悪かったことなど、いろいろとラッキーもあった。(そのような解説記事を見た)
だが最初の一発退場・PKも最初から果敢に攻め込んで行った結果転がり込んできたものであり、日本選手の攻めの意識が生み出したラッキーということが言えるのかもしれない。
また後半に本田のCKからの大迫のヘディング勝ち越しも、これまでに培ってきた技術と経験が生きた場面だったのかもしれない。
何よりも勝ち越したところで必要以上に固くなることなく、相手の猛攻をしのぎ切ったというのも、これは「平均年齢が高い」と言われたチームの良い面が出たような気がする。

ということでわたしの戦前予想はまったくはずれたわけであるが、まあ日本が勝って何よりである、とは思う。
その一方で、この一戦の解説記事を見ると、もっと点が取れたはずだとか後半から入った本田はCK以外にはミスが多くて良いところがなかったとか、いろいろと苦言を呈する向きもあるようだが、これも次戦で勝って決勝Tに進んで欲しいという気持ちの現れであろうことは言うまでもない。

ところで昨日は午前中に加計理事長の会見があった。
W杯日本戦の当日、かつ大阪の地震直後で午前中の開催を直前2時間前に告知、しかも地元記者クラブメディアのみ出席可の会見だった。
会見を開いたことで加計理事長は、問題発覚後一度も表舞台で発言していない、というそしりは免かれることにはなった。
理事長は国会招致に関しては「お待ちしています」という立場であるらしい。
もう一回東京等のメディアも出席可能な会見を開くかどうかの質問に対しては、一度目は華麗にスルーし、最後の方でもう一度聞かれた時には「検討します」と応えた。

しかしわたしの予想では国会に出ることもあらためての会見を開くこともないと思う。
この会見は「世間に向けて今回の件を釈明したこと」の実績をつくることのみが目的だと見えた。
これをもって理事長からの意見陳述は打ち切りである、ということなのだろうと勝手に想像している。
このわたしの勝手な予想が、W杯予想と同じくはずれるといいのにと思う。
posted by ヤス at 11:12| Comment(3) | 徒然なるままに