2019年06月16日

考えるな、感じろ

考えを整理するためにはいったん考えていることを紙に書き出すと良い、みたいなことをよくいう。
頭で考えるのと紙に書くのとでは、言語情報の内容としてはたぶんそんなに変わらない。
ただ紙に書くと、その内容を頭の外に追い出すことができる。

考えを頭の外に追い出すことができると、なんとなく頭が軽くなる。
考えるというのは脳の中で言葉を組み立てる作業をしているのであり、紙に書くことによりとりあえず脳内言語化作業を中断しても言語情報は目の前の紙に固定化されている。

そうすると脳のワーキングスペースに少し余裕ができて、さらに一歩思考を進めることができるのではないか。

かつてブルース・リーは“Don’t think. feel!”と言った。
「考えるな、感じろ!」というのは、あるいは考えていることを紙に書き出すのに近いかもしれないと思った。
この後に続く言葉は、

“ It’s like a finger pointing away to the moon. Don’t concentrate on the finger, or you will miss all the heavenly glory.”

だそうである。

「それは月を指差すようなものだ。指に気を取られていると栄光を失うぞ」

みたいな意味だと思うが、要するに大事なのは、月を指す指ではなく、指が差している月なのである。

言葉はモノを考えるのには便利である。
言葉を使うことによって複雑なことや抽象的なことも考えることができる。
でも言葉はあまりにデジタルな存在なので、時々思考の幅を狭める作用をすることがある。
思考の広がりにブレーキをかけることがあると思う。

だからいったん脳内から言語情報を取り除いてみる。
そのためにはそれを書き留めて外部化すると良い。

そうすると頭が少し軽くなってちょっとだけ自由になり、より良いアイデアが生まれるかもしれないし、やっぱり生まれないかもしれない、と思ったりした。

posted by ヤス at 09:14| Comment(2) | 徒然なるままに
この記事へのコメント

まさに
考えるな!感じろ!
のお勉強してるわぁ

ついてけないけど!

疲れたわぁ
Posted by aoko at 2019年06月16日 12:55
勉強するな、寝ろ!
Posted by ヤス at 2019年06月16日 13:51
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