2019年06月15日

やらないために必要なこと

昔読んだ「生産性向上」の本に、何かを効率的に片付けたい時はそれを「やらない」ことを考えるのがいちばん良い、と書いてあったのをちょっと思い出した。
それを読んだ当時、なんだか少しだけ感激したのを憶えている。
何かをやらないというのは、難しいようで案外簡単であり、しかし簡単なようで難しい。

やらないといけないことを単純にスルーする、サボるっていうのではたぶんダメなのである。
「何かをやらない」ためには、やらないといけないことをやらなくてもいいことに変換する作業がおそらく必要になる。

シンプルに考えると、それを丸々誰かに頼んでしまうという方法がある。
それも自分よりそれが得意な人に頼むのが良い。
近代以降の社会は分業制を高度に発達させてここまで来た。
分業して得意な人に頼む、時間の空いている人に頼むと自分の時間が増える。

ただ分業で人に頼みごとをすると、大抵の場合「頼み賃」が要る。
分業に当たっては、適正な「頼み賃」を算出する作業とか相手との交渉とか、いろいろと面倒くさいことも出てくるのは致し方ない。

だからやっぱり人にも頼まないで、単純にやらないで済ませたい。

やらないといけないことを単純にスルーする、サボると、精神的に後ろめたい。
ああ、いつあのことを言われるかな、と始終ドキドキしないといけない。

だからここでやりたいのは、それを人に頼むことでもなく、また単純にサボってスルーするのでもなく「自信をもってそれをやらない」ことなのである。

そのために必要なのは、やはり考えることである。
それをなぜやらないのか、なぜやる必要がないのかをよくよく考えないといけない。
そしてそれをやらなかった後に発生する諸事象に想いを馳せ、ああこれはやる必要ないな、と分かったらやらない。

結局「やらない」ことで生産性を上げるには惰性で動かないことが大切なようである。
特に習慣化した行動は注意が必要だろう。
無意識のうちにやっていたことも時々意識化して考えた方が良さそうだ。

現代人は、人間がのんびり生きていた原始時代の原始人と比べると圧倒的に「やるべきこと」が多いのに違いない。
本当に、現代人は「やらないこと」を見つけるのがなんだかとても重要なのだと思うのである。




posted by ヤス at 12:09| Comment(2) | 徒然なるままに
この記事へのコメント
いわゆる5Sってやつかなぁ?

道具を探す時間をやめるとかってやつでしょ!

同じ場所に戻せるようにすれば
探すことをやめることができて生産性が上がるって事なのよ!

うちの母!
使ったらその場に置いて帰るから
またあったとこにないのよ!
困るわぁ!
Posted by aoko at 2019年06月15日 21:13
知らん
Posted by ヤス at 2019年06月16日 04:35
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