2018年10月29日

本質的に快適でない二輪車の将来

オートバイというのは、乗っていて楽しいのである。
四輪車の運転では、時々睡魔に襲われたりすることがあるが、オートバイではそういうこともない。
眠たくなる暇もないほど、ある意味スリリングな状態の中で運転している。
オートバイは、夏は暑く冬は寒く雨に降られるとずぶ濡れになる。
四輪車では、一部の屋根なしエアコンなしの車種ではともかく、最近の普通のクルマなら当たり前に外界と隔絶された快適な運転空間が提供される。
それは安くて小さい軽自動車などもそうであるのはすごいことだ。

ほんの50年くらい前までは、暑さ寒さから守られる快適な乗り物というのは誰でも乗ることのできるものではなかった。
また今から100年も遡ると、そもそもそんな快適な乗り物は存在しなかった。
そういう意味ではオートバイというのは、100年前の人類の乗り物の快適(不快)レベルを今に引きずっている。

世の中では、たまにオートバイのことを多少格好つけて「鉄馬」と呼んだりする。
鉄馬の呼び方が格好いいかどうかはともかく、なるほどオートバイというのは金属製の馬である、と思えなくもない。
ただオートバイは馬と違って疲れ知らずである。
ガソリン満タンで300kmくらいはノンストップで走り続けることができる。
途中エンジンが疲れたと言って、よちよち走りになったりすることもない。
また馬と違って上下左右に揺れたりとかいうこともなく、整備された舗装道路の上ならば滑るように快適に走る。

ただ馬の場合、彼自身の脳みそを搭載しているので、馬上で居眠りしてもそのまま馬が勝手に歩いて行くれたりもする。
また自在に動く四つ足は多少のオフロードなら軽快に走破することもできる。

後、意外に重要な項目として、馬は立ちゴケしないというのがある。
オートバイというのは少し傾斜した地面に駐車とかしていて、ちょっと油断していると、あらあらという間に立ちゴケることがある。
その点馬は、よほど疲れてないとコケないのは素晴らしい。

最近はジャイロ装置を使った「止まっていても自立する装置」とか、AIを搭載して無人で走り回るオートバイとかがモーターショーで発表されて、そういうのもコスト次第ですぐ実用化できるのではないか、というところまで来ている。

あと10年くらいして、四輪車は自動運転が普通の世の中になった時、オートバイはどうなっているのだろうかと思う。
案外二輪車の方は自動運転化せず、人間が操縦する最後の乗り物になるのではないか、という期待があったりする。
その時は、立ちゴケもせず、暑さ寒さ対策も今よりさらに進化しているだろう。
ただ鉄馬としての本質は変わらず、屋根もない風さらしで、フラフラと不安定な乗り味はずっとそのままに違いない、とやや期待を込めて予想したりしている。
posted by ヤス at 12:53| Comment(2) | 徒然なるままに
この記事へのコメント
いやいや
ドラえもんの世界では
バイクみたいな乗り物が
快適に自動で動いてたよー

きっとそーなる
Posted by aoko at 2018年10月29日 13:50
自動じゃだめなのよ。
Posted by ヤス at 2018年10月29日 16:34
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