2018年10月12日

就活が自由になること

経団連の就活ルール廃止が、各方面に波紋を呼んでいるようで、昨日のニュースにも企業の6割、学生7割が「ルールは必要」と回答したというのがあった。
このニュースには載っていなかったけれど、大学側も「ルールは必要」と思っているらしい。
ということは、就活に関係する過半数の人々や組織は「ルールは必要」と思っていることになる。

就活をしたことのないわたしには、就活ルールがそんなにありがたいものなのかどうか、実感としてよく分からない。

大学が必要だと言う分には、その気持ちはなんとなく分かる。
大学は、4年生大学ならその4年間の教育スケジュールがきっちり決まっていて、ルールがある間は、大学は就職指導とか就活生の活動期間の設定とかをルールに合わせて決めていたのに違いない。
それがルールがなくなると、そういうきっちりとしたスケジューリングはかなり難しくなる。
学生ごとにバラバラに、サミダレ式に面接に行ったり就職試験を受けに行ったりして、授業の出席状況にも影響したりするのだろう。

これは大学がある種の就職予備校化していることから発生する問題であるのは、以前にも書いた。
大学の就職率が、受験生の取り合いにおける重要なポイントになっていて、そのため大学も組織的に学生の就職を後押しする必要がある。
一方学生はみんな「安定して倒産しない高収入の会社(役所含む)」を目指す。
そういうところは競争率が高いので学生も売り手市場とばかり言っていられない。
他方で、不安定で今にも倒産しそうなブラックっぽい会社は、学生確保に苦労すること必至。

それでちょっと思ったのだが、そういうブラックな会社(別にブラックでなくても)は、いつまでもルールルールとか言ってないで、いっそ考え方の大転換をしてはどうか。

例えば高校生とか中学生を対象にした超青田買いをするとか。
そのためには専門のスカウト職が必要かもしれないけれど、目をつけた高校生とかに将来ぜひうちの会社に来てくださいとモーションをかける。
そんで中間テストで好成績を収めたらおこづかい3千円あげますとかやって勉強に励むよう仕向ける。
大学ではこんな勉強をしたらどうでしょう、とかアドバイスもして、そうやってサッカーのユースチームの仕組みみたいにして将来戦力の育成を試みるのだ。

まあそういう学生もいざ就職になったら気が変わって、やっぱり安定した高収入のところに行きます、とかなるかもしれませんが。

いずれにせよ、ルールの呪縛がなくなったのなら企業の方も学生の方も思い切って自由に考えるのがよいと思うし、考えているところはもうすでに考えていると思う。
何においても自由になるっていうのは「イージーになる」というのとは違うということなのだろう。
とりあえず、企業も大学も学生さんも、自由な時代に向けてがんばってほしいところである。
posted by ヤス at 11:18| Comment(2) | 徒然なるままに
この記事へのコメント
卒業してから
いろんなところに就職してみて
自分のあったところに落ち着けば
それでいいんじゃなかろーか?
(o^^o)
Posted by aoko at 2018年10月12日 12:08
そういうことすね。
Posted by ヤス at 2018年10月12日 12:12
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