2018年08月07日

サマータイム問題

東京オリンピックの暑さ対策としてのサマータイム導入が議論になっている。
これは五輪組織委員会の森喜朗会長が先月27日に首相に導入要請したのが発端らしい。
それで議員立法として超党派での成立を目指す方針とニュースは伝えている。
だがこのニュースが流れた後、昨日午後のニュースで菅官房長官が「国民の日常生活に影響が生じ、大会までの期間が2年と限られている」と述べて否定的見解を示したニュースも流れている。

サマータイム導入に向けて推進中のニュースのすぐ後にこれを否定するニュースが流れて、いったいどういうことなのかよく分からない。
政府与党内で導入派と反対派で割れているのだろうか。
それとも観測気球を上げて世論の反応を見て、各方面から反対が多いので否定してみせたということなのか。

そもそもサマータイムとは何なのか。
ウィキペディアを見ると、現在の方式のサマータイムは約100年前にイギリス人建築家が提唱したものらしい。
それで第一次大戦中の1916年にドイツとイギリスで実際に導入されたらしい。
さらに1918年、1919年にアメリカでも導入されたがこちらは大変に不評のため即廃止されたとある。
これらは戦時中の話であり、長い日照時間を有効利用して電力資源の節約を狙ったもののようである。
アメリカでは第二次大戦中に資源節約目的でふたたびサマータイムが導入されて現在に至っているとのこと。

現在サマータイムを導入している国は、アメリカ以外にカナダ、メキシコ、ヨーロッパ各国、オーストラリア、ニュージーランド、ブラジルだそうである。
北半球と南半球で実施時期が逆になるが、北半球ではだいたい3月または4月に始まって10月または11月まで続く。

今回の東京五輪をにらんだサマータイム導入論議で反対意見としてまっさきに上がっていたのがコンピューターシステムのことで、世の中に膨大にあるシステムを対応させるコストがかかるのは確かに難しそうだ。
あと、時刻切り替え時期に交通事故が増えるというデータもあるらしい。

それで今回日本で出たサマータイム導入の話だが、案としては6〜8月の間時刻を2時間早めるというもので、これにより午前7時スタートのマラソンが実質的に午前5時スタートにできる。
この件に関しては、サマータイムなんか導入しなくても単純に午前5時スタートにすればいいだけという意見も強く、わたしもその通りだと思う。

もし夏の間時刻を2時間繰り上げると、これはどういうことかというと「明るい夜」の時間が長くなる。
今の時期日の入り時間は19時頃であるが、この時間が21時になる。
人々の多くは、仕事が終わっても明るい時間が続くのでこれで消費が増えて景気が良くなるという話もある。

個人的にはサマータイム導入は不要のような気がするのだが、想像するに、もし導入されたとしても結局いつも「本来の時間は何時」っていうのを意識するのではないかと思う。
そうなると脳みそのリソースが変なふうに消費されて思考能力の損失になる気がするのである。
この問題いったいどうなるのだろうか、ものすごく気になる。
posted by ヤス at 07:56| Comment(2) | 徒然なるままに
この記事へのコメント
時間を変えてもらったら
そーでなくても勤務時間計算するのめんどーなのに
ますます分からんなるわ
( ̄∇ ̄)
Posted by aoko at 2018年08月07日 19:25
頭の体操にはなる。
Posted by ヤス at 2018年08月07日 19:35
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