2018年08月04日

香水の匂い

昨日、イオンモールの中を歩いていてなんだか綺麗っぽい女性とすれちがって、その時にふわーんといい匂いがして、その時はもちろん表面上はキリッと難しい顔をして歩いていたが、不覚にも心の中ではスケベ顔でヘラヘラしていた。
そういうことは街を歩いているとよくある。
こういうことは、おじさんはだいたいスケベなのでみんなそんな感じだと思うのだが、しかし冷静になって考えてみると少しおかしいと思わなくもない。

まずあのいい匂いは香水を数滴ふりかけてつくった、後付けの匂いである。
その香水は、ジャコウジカの股ぐらからとった成分とか、あるいはその代わりに合成した化学物質とか、とにかく何だかよく分からない成分をブレンドして作っている。
その何だかよく分からない匂い成分を数滴ふりかけて、本来の人間の出すのとは違う香りをせっせと発散させて、その結果スケベなおじさんがニヤケ顔になる。

その一連のメカニズムはやっぱり考えてみるとおかしい。
人間の女性が本来出すはずのない匂いをよそから取ってきて、自分の体にふりかけて、その匂いに惹きつけられるおじさんというのはいったいなんなんだろう。

ところで野生動物の世界では、異性を惹きつけるのに熱心なのはもっぱらオスの方である。(たぶん)
クジャクが綺麗な羽を広げたり、グンカンドリが喉を赤い風船みたいに膨らませたり、ウグイスがホーホケキョと鳴いたりするのは、あれは全部オスのやっていることでメスをなんとか惹きつけようとがんばっている。

しかし人間の世界では、もちろんスケベな男も香水の匂いを漂わせて女子を落とそうと奮戦するやつもいるわけであるが、しかし香水を使う人口比率ではやっぱり女性の方が多いのではないかと思う。
野生動物の世界では求愛行動はもっぱらオスの仕事と相場が決まっているのに、人間では女性が香りをふりまいてスケベなおじさんを腑抜けにするのはなぜなのか。
(むろん女性の香水はそういう目的だけで使用されているわけではないとは思う)

ある意味これは文化の力のような気がする。
生物進化的に「新しい脳」である大脳辺縁系を働かせて、動物的本能だけでは決して思いつかない「匂いによる誘引」を実行したのが女子の使う香水なのではないかと思う。
匂いというのは視覚などに比べるとかなり古いタイプの感覚であり、その分脳みその奥の方で強烈に作用する。(たぶんそう思う)
だから脳の奥の方で作用して人間をより根源的に支配し、真面目なおじさんを一瞬でスケベに変えることも簡単である。

まことに、人間の大脳辺縁系の創造力、文化の力はものすごいと勝手に思ったりした。
posted by ヤス at 11:00| Comment(2) | 徒然なるままに
この記事へのコメント
真面目な顔して歩いてても
そーんなことを思いながら歩いてるんだ
( ̄∇ ̄)

ベンツの香水が私はお気に入りだけどね
Posted by aoko at 2018年08月04日 14:29
真面目な顔で歩いているやつ、みんなスケベ。
Posted by ヤス at 2018年08月04日 15:13
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