2018年07月31日

夏の甲子園問題

今年も高校野球の、夏の甲子園大会が開催される。
もう何年も前から高校野球の投手の連投問題などが議論されているが、さらに最近の「温暖化」で夏の大会の酷暑の中でのプレーも是非が問われるようになっている。

わたしは中学生の頃「上甲子園三丁目」に住んでいて、高校野球は外野席が無料だったのでその頃何度も観戦に行ったことがある。
また当時のわたしの中学校野球部の出身選手が甲子園に出場する場合、学校側が「動員」して応援に行った記憶がある。
その時は全校朝礼かなんかで全生徒グラウンドに並んで校長先生が「このたび卒業生の○○君が出場するので○日に応援に行く」旨をアナウンスし、我々生徒はぞろぞろ応援に行ったものである。

当時水泳部だったわたしは、「だったら水泳部の出身者がインターハイに出たら同じように応援しろよ」と友達と言い合ったりしていたけれど、もちろん競泳用プールの観客収容人数の関係でそんなことできないのは明らかだった。

学校教育の場では時として必要以上に「平等」が叫ばれることが多いと思うのだが、高校野球だけは特別扱いなのである。
これはよく言われているように「高野連」のあり方問題であることは間違いない。

高校スポーツでは全国高等学校体育連盟(高体連)というのがあって、ここの主催で水泳とか他のスポーツの全国大会がいずれかの都道府県で開催される。
しかし野球だけは治外法権で日本高等学校野球連盟、いわゆる高野連がしきっている。
それで夏の大会は朝日新聞と高野連の共催で、これの放映権料が動くのはインターハイにはない話である。

高野連は設立年は高体連よりも早く、野球の甲子園大会は戦前からずっと開催された伝統行事だったため戦後もすぐ復活して、興行的にも人気のイベントになったらしい。

それで冒頭の通り、投手の連投問題とか酷暑による熱中症問題(これは観客にとっても重大だ)があるにも関わらず、夏の高校野球は今も粛々と継続されている。
大会を甲子園以外の複数会場に分散して試合間隔を空けるとかそもそも実施時期を酷暑期からずらすとか、改善のアイデアがあったとしても高野連と朝日新聞が利権を握っているのでことは簡単には進まない。

しかも高野連の影響力は甲子園出場選手の出身中学を応援に動員するほど広範に及んでいる。(少なくともうちの中学には及んでいて校長が一生懸命叫んでいた)

改革が必要なのに利権が絡んでいて前に進まない夏の高校野球問題は、つまるところ興行としてのうま味が無くなることだけが解決への道である気がする。
国民が高校野球に興味がなくなってテレビの視聴率が下がれば、結果として選手の健康は維持されるのではないかと思ったりしたが、まあたぶん当分そうはならないのだろう。
posted by ヤス at 08:34| Comment(2) | 徒然なるままに
この記事へのコメント
南高校
なかなか
浮上せんわぁ

親も大変だよ
野球部って
Posted by aoko at 2018年07月31日 17:57
野球よりサッカーがええよ。
Posted by ヤス at 2018年07月31日 18:01
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