2018年07月14日

シート倒していいですか問題

最近時々新幹線やバスの座席を倒す時に、後ろの人に「倒していいですか」と確認した方がいいとか、別にしなくてもいいじゃないかとかいうのがネット上で話題になることがある。
どこかのバス会社で、出発するタイミングとかで運転手さんが「みんなで一斉にシートを倒しましょう」みたいなことを言って、それで乗客がみんな気兼ねなくシートを倒せて神対応、みたいなのがニュースで流れていたこともあった。

そういうわけで、現在世間的にこのような乗り物におけるシートリクライニング時に、後ろの人に声をかけた方がいいのかどうかがかなり重大な問題となっているわけであるが、実を言うとわたし自身は後ろの人に確認したことはたぶん一度もない。
たまに新幹線とかに乗って前の人がシートを倒すことがあり、中には「倒します」と丁寧に確認いただくこともままあるわけだが、わたしとしては別に確認や了解なしにシートを倒したら許さん、と思ったことは一度もない。

第一、新幹線のシートはよくできていて、背もたれのところにある小さいテーブルとかも前の人がシートを最大に倒そうが全然位置が動かないようになっている。
またシートの前後間隔もシートのリクライニングを考慮して設計されているに違いなく、前の人が最大角度まで倒したところで後ろ側のわたしとしては、狭くて苦しいとかも一切ない。

電車の設計をする人も運用しているJRの人たちも、おそらく誰一人リクライニングの時に後ろの人に確認しろとかは思っていないはずなのである。
にもかかわらず確認する人が絶えないのは、これはもっぱら乗客側の都合によるということになる。

これはあくまで想像だが、ある時お客さんがシートの前後に座っていて前の人が黙ってシートを倒して、その時後ろ側の人が無言で倒れてくる目の前のシートの動きを見て少々イラっときて、「俺様の了解なしにシートを倒しやがって」と思って、「チッ」と舌打ちをしたりしたんじゃなかろうか。
その舌打ちが前の人の耳に入って、それでビビってそれがトラウマになって、以来その人はいちいち後ろに了解を取るようになったのではないか。

つまりこれは後ろ側の人が、箸が転んでもイラっとする、目の前のシートが自分めがけて倒れてきたらさらにイラっとする、という世間的なイライラ問題なのではないか。

この「シートを倒していいですか」といちいち聞いてくる人というのは、東京方面の品のいい紳士とかが多いような気がなんとなくするのだが、逆にそういう人は日頃から世間のイライラに晒されて常に防衛的になっているのかもしれない。

しかしクソ田舎に生きるわたしのような鈍感な人間は、後ろの人のイライラに一切頓着せずに平気でシートを倒すことができるのは、田舎暮らしの最大の効用ではなかろうか。

というのは少し違うかもしれないが、あまり何でもイライラしないのは、重要な人生のノウハウであることは間違いない。
posted by ヤス at 11:42| Comment(2) | 徒然なるままに
この記事へのコメント
イライラしてみても
時計の進む速度は同じだしね〜

いや?
違うのかしら?
そんなことはないよね!
Posted by aoko at 2018年07月14日 16:26
同じ。
Posted by ヤス at 2018年07月14日 17:00
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