2018年06月12日

米朝会談まもなくスタート

間も無く、シンガポールのカペラホテルで米朝首脳会談が始まる。
二転三転の後開催にこぎつけたこの会談の結果は非常に気になる。

今回の会談が実現した直接的要因は、直接的には対北朝鮮の経済制裁の「効果」があがって、金正恩がもうこれ以上もたないと思ったからだろう。
経済制裁が効き始めたのは、昨年来トランプが習近平をせっついてやっと中国が制裁に向けて重い腰を上げたからだと思われる。
そういうことではトランプの外交手腕が賞賛されるべきなのかもしれない。
また中国の立場で考えてみると、実質的最大の輸出相手国アメリカとの関係は付かず離れずである程度良好に保っておきたい。
中国としては北朝鮮がこれ以上暴走して半島情勢をきっかけに対米関係が壊れるといいことがないので、アメリカに貸しをひとつ作る意味でも北制裁に舵をきったのかもしれない。

それで北朝鮮の貿易の9割を占める中国が制裁に本気になって、その結果北の経済ダメージがいよいよ大きくなったらしい。
特に、北の経済を影で支えていた闇市に流れていた物資も止まって、いよいよこれは大変だということになった。
経済が困窮するとやぶれかぶれになった人民が暴動反乱を起こして体制維持が難しくなる。

それで金正恩としては直接的には制裁解除を求めて、最終的には当面の体制維持を目的に対米会談を実施することにした。
アメリカとしてはもともと、金正恩を交渉テーブルに引っ張り出すのが目的なので当然会談に応じる。
またこの会談実施は11月の中間選挙に向けた大きな材料になる。

こうして客観的に眺めてみると、窮乏して会談を切望しているのは北の方だろう。
トランプ的には、もちろん核放棄などの手柄が上がれば申し分ないが、交渉決裂してもそれほどのダメージはない。
しかし北としてはとにかく経済制裁を解除しないと未来がない。

会談直前の動きとして、トランプがこの交渉はこの一回限りでなく今後数回にわたって継続になるかもしれないと言っていたようだが、たぶん金正恩は今日の会談でそれなりの譲歩を示すのではないか。
昨日のニュースで金正恩は12日一日限りで延長はないと宣言したらしい。
トランプは日をまたぐことにやぶさかでなかったようなので、これは意外な宣言だと感じるわけであるが、たぶん金正恩はそれなりの「お土産」を持って会談に望んでいる。

場合によってはCVIDに応じる、ということかもしれない。(後日その約束を守るかどうかは別)
また朝鮮戦争の終戦協定締結ということになると歴史的一大事になる。

それで金正恩としては会談場所のシンガポールや「保護者」の中国のように独裁体制を保ちつつ経済成長したいと考えているのではないか。
今や経済を成長させて安定軌道に乗せることがキム王朝存続の最大の肝と言える。

後、終戦協定が成立すると在韓米軍の撤退問題が持ち上がるだろう。
そうなると在日米軍の撤退も俎上に上る可能性が高い。
そうするとまた日本国内が蜂の巣を突いた騒ぎになるのかもしれない。
いずれにせよ会談の結果が出るのが待たれる。
posted by ヤス at 09:35| Comment(4) | 徒然なるままに
この記事へのコメント
ワクワクするような結論が出てるっぽいね〜
Posted by aoko at 2018年06月12日 17:00
朝鮮戦争終結にならなかった。
Posted by ヤス at 2018年06月12日 17:20
そのうち多額の資金が動くのかしら?
Posted by aoko at 2018年06月12日 19:46
しらん
Posted by ヤス at 2018年06月12日 21:12
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