2018年06月01日

日本は移民大国なのか

一昨日のニュースで日本の移民人数が主要国の中で4番目に多いというのがあってちょっとだけびっくりした。
OECDによるデータで「有効なビザを保有し90日以上在留予定」の外国人の人数を調査したらしい。(年度は2015年)
それで1番目がおそらくシリア方面からの難民を大量に受け入れているドイツで201万6千人、2番目がもともとの移民大国のアメリカ105万1千人、3番がイギリス47万9千人で4番が日本の39万1千人。

法務省の調査で2017年末時点での「在留外国人数」は256万人という数字もあって、こっちはその時点で日本に居る外国人の総人数。
最初に挙げた39万人は一年間に流入するフローの数である。

ただ「移民」という言葉の響きと、現実に日本に在留する外国人の実態は、ちょっと感じが違う。
おそらく日本に居る外国人の多くは外国人研修生とか技能実習生と呼ばれる制度で来た人々なのではないか。
と思ってちょっとググってみると、外国人技能実習生の受け入れ人数は2015年で10万人くらい。
この数年、年間に1万5〜6千人ずつくらい増加基調にある。
そうなると残りの30万人くらいはどういう資格で来ているのかやや気になる。
単に観光ビザで来ているのか、就労ビザや大学留学して教育ビザで来ているのか、その辺の内訳が分かるとまた面白いかもしれない。

とにかく、最近の日本に長期滞在する外国人が急増しているのは、セブンイレブンやマクドナルで働いている外国人の多さを見ても明らかである。
ただこれは一時滞在であってやはり移民というのとは違うと思う。
ヨーロッパに大挙やって来ている戦争で故郷を追われたシリア難民とか、夢を求めてアメリカに移住する人々のように最初から永住目的の「在留」と、現在の日本に来ている外人の在留とではニュアンスはかなり違う。

ただ、一時的にせよ在留する外国人が増加すると、そのうちの何人かは日本人と結婚して居着くかもしれず、ほんとうの意味での日本への「移民」が増えることに確実につながるだろう。

それで日本に移民が増えることの是非であるが、日本は若年労働者が急減しているから外国人労働者をもっと入れようとか、あんまり外人が増えると治安が悪くなったりスパイやテロリストの心配が増えるとか、いろいろと意見がある。

ちょっと思うのは、現状日本に来たいと思って実際に来ている外国人が増えているというその事実が、とりあえず良いことのような気がするという点である。

これが今後日本の経済力が落ちて「日本に来る外人の数が過去最低になりました」とかいうニュースが流れるような状況になったら、「外国人が増えると治安が悪くなるから移民反対」とかいう意見も迫力がなくなる。
とりあえず現時点では日本に長期在留する外国人が急増している。
その事実を今一度、よく噛み締めるのが良いような気がする。
posted by ヤス at 12:08| Comment(2) | 徒然なるままに
この記事へのコメント
岡山大学が近いので
いろんな外国人が歩いてるよ
皆さん
お勉強に来てるのね
Posted by aoko at 2018年06月01日 12:43
大阪のミナミあたりは8割外人。
Posted by ヤス at 2018年06月01日 12:55
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