2018年05月12日

人生は運まかせか

最近の日本人の平均寿命は、女性の方がいくらか男性を上回ってはいるものの、男女共おおよそ80歳くらいである。
それでそういう多くの日本人の人生、それはだいたい一個あたり70年とか80年とかそれ以上になると思われるが、それを一個ずつ検証した時、それがどれだけ合理的になっているか、最適化されていて無駄がないか、当初構想された戦略の通りをたどっているかどうかを考えた場合。

多くの人の人生は、その足跡がほとんど脈絡がないように見えるのではないか。
いや自分は幼少の頃から将来を夢見て、自分の頭で考えて研鑽を積み、例えばプロ野球選手になったという人もいるのかもしれない。
だがそのような「目指して頑張らないとなれない職業」の人々でさえ、その途中に運や偶然に左右され、本当はサッカー選手になるかもしれない場面もあったりしながら野球選手になったのかもしれない。

野球をやめた後の人生というのも待っていて、おそらく引退後の目標通りに監督になるとかいう人は、プロ野球選手になるのからさら狭き門になる。
つまり思い通りにいかない人がそこでまたいくらか発生することになる。

というか、プロ野球選手になり、監督になり、人生の晩年はテレビ解説とか球団経営者とかそれなりのキャリアに収まっているような「成功者」でさえ、それが当初の人生設計通りなのかというと、たぶんそんなことはない。
多くは「あの時のたまたま」に左右され、気がついたら今のポジションにいたというのが真相ではないか。

別に長期の目標を立てて頑張る人生を否定するような論陣を張ろうというのではない。
人生における合理的な選択、効率的な行動を目指すのが意味ないわけでもない。
人は一生懸命脳みそを絞って論理的に行動し、もっとも無駄のないキャリアを目指したいと常に思っている。
どんな時もそのように行動しているかどうかはともかく、「そのように合理的でありたい」と願っているのはたぶん間違いない。

ところが一部の「成功者」を除いて多くの人類は合理性からは程遠いように見える。
そしてよほど合理的で努力家である一握りの人々でさえ、自分自身の人生を完璧にコントロールするのは不可能である。
というか、ほぼほぼ運命に翻弄されっぱなしの中を懸命に前に進んでいるのにすぎない。

人類は賢くてお得な選択を常に望んでいるが、その選択は多くの場合賢くもなくお得でもないという矛盾は現実としてある。
いや、その選択が結果的に賢かったのかお得だったかは、人生が結末を迎えるまでは分からない。
そう考えると賢くお得な選択を目指すというのは、実はあまり賢くないことのではないか。
そういうどうでもいいことを少しだけ考えたりした。
posted by ヤス at 09:06| Comment(2) | 徒然なるままに
この記事へのコメント
多分
その時々の感情のまま
生活してるんだと思うわ
それでいいのよ
たぶん
Posted by aoko at 2018年05月12日 10:02
それでよろしい。
Posted by ヤス at 2018年05月12日 11:09
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