2017年07月25日

ニコン創業100年

カメラメーカーのニコンが7月25日で創業100年を迎えるらしい。
そういうニュース記事が出ていた。
最近のニコンはカメラ不況のあおりで業績が苦しいらしい。

ニコンのサイトでIR情報を確認してみた。

2017年3月期の決算発表も、売上は7488億円で前年の8193億円から9%減。
一方で営業利益は509億円で316億円から38%増。
しかしリストラ費用が計上されて最終損益はマイナス71億円と7年ぶりの赤字決算だったそうだ。

セグメント別に見ると、ニコンの売上はステッパーというLSIなどの半導体チップを製造するための露光装置(=精機事業)とカメラ関係(=映像事業)が2本柱である。
他にはメディカル事業、インストルメンツ事業、その他がある。
インストルメンツ事業は何かと思ったら、顕微鏡とか測量機械とかの測定器関係のようである。
いずれにしても2本柱の事業で売上の84%を占めており、他の事業がそれほどたくさんあるわけではない。

でセグメント別利益では精機事業が510億円の営業黒字で稼ぎ頭、映像事業も277億円を稼いでいる。
しかし売上が全体の2.7%しかないメディカル事業が45億円の営業赤字になっている。
内部重複と本部経費が▲285億円あり、他事業の黒字が52億円を通算して509億円。

前期の営業利益は精機事業が96億円、映像事業が457億円だったので、今回の決算ではステッパーで頑張ったがカメラは儲けが縮小したということになっている。

ステッパーの精機事業は売上も前期の4割増しで好調だったが、やはりカメラ関係の映像部門の縮小傾向が気になる。
映像事業は売上で前期比26%も減っている。
そして2018年3月期の予想では、さらに10%の減少を見込んでいる。
(本当にその程度で下げ止まるのかやや疑問だ)


わたしは1992年頃からニコンの一眼レフを使っている。
デジタル時代になってもニコンのデジイチを使い続けているが、最近はオリンパスPENの出番が圧倒的に多い。
オリンパスは素子サイズが小さいのでボケや画質はニコンのフルサイズに比べるとそれなりだが、やはり軽くて小さいから取り回しがいい。

そして大きくて重いプロ用のカメラは、今後も一定の需要はあるだろうが一般向けには軽くて小さい方が絶対的に有利だと思う。
特にファインダーを電子化したミラーレスの流れというのが今後一層進むと予想する。

ニコンはガラスプリズムファインダーへのこだわりを捨てて、フルサイズ機のミラーレス化を進めるべきだと思う。
この分野ではソニーのαが先行しているが、レンズマウントをFマウントの不変でファインダーを電子化するとニコンファン的には十分魅力的だと個人的には思う。

そしてフィルムカメラ時代のFMやFEくらいの本体が500g台のサイズ感のやつが出ると、個人的には欲しくなると思う。(買えるかどうかは知らない)

あるいは往年のリトルニコン、EMのような400g台が出来るともっといい。

世の中のニコンカメラのファンも年々高齢化し力が弱っている。
だからカメラも小さく軽くが正義である、と思う今日この頃なのである。
posted by ヤス at 08:52| Comment(0) | 徒然なるままに
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