2017年07月06日

プロの給料

この間、公益社団法人日本将棋連盟の財務諸表を見たが、そういえば日本にはもう一つ伝統芸能的に継承されて現代においても活動盛んな日本相撲協会があるのを思い出した。

日本相撲協会の財務諸表は将棋連盟と比べてどうなのだろう。
相撲協会は正式名称「公益財団法人日本相撲協会」だそうである。

まず貸借を調べてみる。
将棋連盟は総資産22億円、現預金残高4億円だったけれど、相撲協会の方は総資産440億円、現預金残高55億円と一桁サイズが大きい。
損益にあたる財産増減計算書というのを見てみると、売上に該当する経常収益が相撲協会は120億円。
対する将棋連盟は27億円だった。
将棋連盟が地方の中堅企業とすると、相撲協会は東証2部上場の全国企業くらいの違いだろうか。

将棋のプロ棋士が160名いるというのは今回初めて知ったのだけれど、相撲取りは何人いるのか。
調べてみると2017年3月現在で692名いるらしい。
そのうち幕内が42名、十両が70名だそうである。

相撲協会の損益表では人件費関係が事業費と管理費に分かれている。
多分事業費に載っている給料や力士等奨励基金などが力士に支払われる給料に相当するのではないかと勝手に推測する。
それら事業費の人件費はおよそ59億円ほどなので単純に力士692名で割り算すると850万円くらいになる。

ちなみに別の情報源では横綱の年間給料は4500万円、大関3700万円、前頭2000万円で十両でも1600万円だそうである。
それ以下はスズメの涙で幕下が年額で90万円、序の口では42万円。
力士は基本部屋に住み込みで三食付きなのでこれでも生きていけるのだろう。

一方で将棋連盟の棋士に渡るお金は、多分こちらも事業費に載っている対局料と賞金であろうと見当をつける。
合わせて12億円ほどである。
棋士160名で割ると750万円である。
ただこちらも一番稼いでいると思われる羽生三冠が約1億円くらい取っているらしい。
それ以外にもタイトル戦の本戦に進むと対局料が予選の1局5万円から50万円くらいに上がるし、決勝進出やタイトル獲得でかなりの賞金が出る。
一方一番下位の方の棋士は1局5万円の対局を年間30戦くらいして150万円とかいう人もいるのかもしれない。

それでも相撲の序の口よりはいいと考えられなくもない。
ただしこちらは原則三食付きではないが。

いずれにせよ、プロの世界は上位と下位で差があって厳しいのである。
posted by ヤス at 10:00| Comment(2) | 徒然なるままに
この記事へのコメント
経営コンサルタントも上位と下位の差があって厳しいよね。
Posted by aoko at 2017年07月06日 16:42
そりゃたいへんだ。
Posted by ヤス at 2017年07月06日 17:47
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