2016年11月16日

福岡駅前の陥没事故

福岡の駅前の道路の巨大な穴が空いたのが11月8日、それが昨日の15日午前5時に埋め戻しと再舗装の作業が終わった、というニュースが流れた。
この手の地面陥没事故は世界的にもかなり頻繁に起きているらしい。
しかし復旧にかかる時間に関しては、日本がダントツに早いようだ。
海外からも賞賛の声が上がっている。

今回の福岡の大穴は、地下鉄工事に伴う土砂の流出が原因だったという。
グーグルマップで福岡駅周辺の航空写真を確認してみると、福岡市が巨大な三角州に位置していること、そして福岡駅が三角州の下流側の真ん中あたりに位置しているのがよく分かる。

今回の事故現場の地盤は堆積土の軟弱地盤で、まあ後から考えると起こるべくして起きた事故であったようにも思われる。
一部には今回の事故はある程度予想出来たのではないかという報道もあるようだ。
事故が予測可能だったものかどうか簡単に断じることは出来ないけれど、しかし今後はこの手の堆積土地盤における地下工事には細心の注意が必要と言える。

今回は道路の異変に気付いて陥没前にあらかじめ現場が封鎖されていたようだが、上を車が走っている時に事故が起きたらと想像するとゾッとする。

ということで今回に関しては、陥没事故の発生と事故後の対応とは、微妙に評価を分けて考えるべきではないか、という気がする。
昼夜兼行で千台以上のミキサー車をスムーズに動かして、大穴を埋めた上に電線などのインフラも復旧した、その対応に当たった福岡市や工事会社は賞賛されて然るべきだろう。
しかし穴を開けたその責任もこれらの人たちにあるわけで、次のステップとして事故の発生原因の詳細と同様の陥没事故防止対策を是非とも提出して欲しいと思う。
というか今たぶん一生懸命作業を進めていると思うけれど。

地面に穴が開く原因については、人間による地下工事の影響以外にも地下水流による侵食とか地震の地割れや隕石のクレーターとかけっこういろいろある。
先日もニュージーランドで大地震があって、道路や地面がズタズタになっている映像が流れていたが、そういうのを見ると「不動産」と思っていたはずの「地面」は、ゆっくりではあるが割れたり削れたり陥没したりしてずっと動いているんだな、と思う。
だから地面というのは動かず、穴も開かないのが普通ではなくて、何かの原因ですぐに穴が空いたり地盤沈下したり削れて流れたりするものなんだ、と思った方が正解ではないか、と少し思った。
posted by ヤス at 16:35| Comment(0) | 徒然なるままに
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