2016年09月17日

北海道の台風被害で思ったこと

北海道では台風被害で道路網が寸断されて大変らしい。
被害状況を伝える動画のニュースを見ると、谷沿いを走る道路が豪雨で地面が崩落して切断されていたりしていて、復旧にはかなりの時間がかかるのではないかと思われる。

北海道のように隣の街まで何十キロもあるような広い土地で、唯一の交通手段であるところの道路が寸断されるとそこに住んでいる人々の生活への影響も甚大だ。
ただでさえ現在の日本国内は、東日本大震災の復興工事や東京オリンピックに向けたインフラ工事などもあって、国内の工事需要に対する土木建設業界のキャパシティが不足気味である。
先日の熊本の震災といい、今回の北海道の台風被害といい、迅速な復旧工事が可能かどうか心配される。

日本列島では、各地で定期的に地震や台風などの自然災害が発生する。
わたしが住んでいる岡山は比較的災害が少ない方だと思うが、それでも10年に一回とか、台風や大雨で道路に大きな被害が出ることがある。
そういう時の復旧工事は地元の建設業者にとってはある種の特需でホクホクなのかもしれないが、しかし人口減少社会が確実に進行する中ではいつまでもそんな呑気なことは言っていられないかもしれない。

特に北海道とかは典型的であるが、ああいう広大な中にぽつんぽつんと人が住んでいる地域では、建設工事業者の数も人口密集地に比べて少ないに違いない。
過疎化の進行による人口減少の加速ということもあるだろう。
あと何年かすると、人口の少ない地域の道路の補修維持がかなり困難になる時代が来るのではないか。

そんなことを考えていて思い浮かべるのは、近い将来道路網の補修維持が困難になるような過疎地域では、主要な交通手段が地面を走る自動車からヘリコプターのような「空を飛ぶ乗り物」にシフトするんじゃなかろうかという夢想である。

今、アフリカとかの新興国では固定電話回線を飛び越して携帯電話網が猛烈な勢いで普及しているというけれど、これも電線を張り巡らせるより無線基地の携帯網の方が整備普及が簡単だからだろう。

同じ理屈で空を飛ぶヘリコプターなら道路は不要だ。
操縦が難しいという問題があるが、今の技術なら自動操縦で十分に飛ばせる。
ある意味、歩行者や自転車などと混在している自動車の自動運転よりヘリコプターの方がずっと簡単と思われる。

ヘリコプターは複数のモーター・プロペラを装備した電動式にして、航続距離は30kmとか50kmもあれば十分である。
道路を整備する代わりに10kmおきに小型のヘリポートを整備した「道」を造って、ヘリポートには交換用のバッテリーを置いておいて、適当にヘリポートに寄り道して電力を補充しながら飛べば良い。
飛行高度は2〜3mの低高度にすれば万一の墜落時にも対処出来るのではないか。
そういう近未来は果たして来るのであろうか。
電動ヘリコプターによる移動は渋滞の激しい大都会かインフラの整っていない新興国、あるいはシリアやアフガニスタンとか地雷のたくさん埋まる紛争地帯とかでも有効かもしれない。

そんなことをちょっと思った。

posted by ヤス at 14:19| Comment(0) | 徒然なるままに
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