2016年08月27日

新型NSXが日本では割高な件について

8月25日に、ホンダの2代目NSXが日本国内で発売開始された。
お値段は2370万円。

わたしは今のところこのNSXを買う予定はない。
というか、はっきり言って高過ぎて買うことが出来ないわけであるが、カーマニアでないのでそこは問題ない。
しかしこのNSXの動向はやや気になる。

アメリカでの値段は15.6万ドルらしい。
今の為替だと1590万円相当なので日米で1.5倍の価格格差。
新型NSXはホンダのアメリカ拠点で開発されアメリカで製造されているアメ車なので、輸送コストなどで多少高くなるのはしょうがあるまい。

しかし1.5倍は少し高過ぎはしまいか。

ちなみにNSXのお値段は、ドイツが約18万ユーロ、英国が約13万ポンドだという。(今年3月時点)
今のレートだと18万ユーロは2050万円、13万ポンドは1740万円くらい。

NSXの各国における値段は、当然ながら為替によってかなり左右される。
たぶんホンダの思惑では、主要マーケットのアメリカでは1800万円くらいで売って、日本やヨーロッパでは2000万円くらいの相対価格で売るつもりだったように見える。
当初の価格設定時はそれくらいの計算になる為替レートだったのが、イギリスEU離脱とかいろいろあってあっという間に設定価格のバランスが崩れたのではないか。

それにしてもやっぱり日本の価格設定がかなり割高で、そこは依然として謎である。
ひょっとしたらホンダは今後のドル円レートが近いうちに120円以上の円安になると踏んでいて、そういう予測を先取りした設定をしているのか。

たぶん、単純にホンダは日本ではNSXはあまり売れないと予想しているのだろう。
NSXの販売にあたっては、特別な整備技術者のトレーニングや部品の流通などNSX専用のアフターメンテナンス体制を作らないといけないだろう。
あまり売れないクルマのためにそういうのを作ると当然コストがかさむので、最初からこれを見込んだ値段設定になっている、というのがまあ妥当な推測かもしれない。

アメリカ以外でのNSXの販売は、日本よりむしろ中国での販売が本命になるだろう。
今年の4月には中国で秋の販売開始がアナウンスされていたわけであるがどうなったのだろう。

中国での輸入車販売は、関税問題があるので台数の見込めるクルマは現地生産になることが多い。
新型NSXは、デザインの押しもそこそこ強いのでなんとなく中国で売れそうな気がする。
そうなったらメイドインチャイナのNSXとか出来るのだろうか。

高級スポーツカーの場合、生産地もそのクルマのブランドアイコンとして重要なので、中国製になったら当の中国人が買わなくなるのかもしれない。

ということで、2代目NSXは当分の間アメリカ生産のまま世界中に供給され、日本ではかなり割高でしか買えない状況は続くものと予想される。
まあ、もともと買わない(買えない)から関係ないけれど。
posted by ヤス at 16:27| Comment(0) | 徒然なるままに
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