2016年07月26日

スタートダッシュかラストスパートか

選挙は最後の3日で決まる、とどこかに書いてあった。
その件についてなんとなく検索したら、選挙は最後の1日で決まる、というのもあった。

3日で決まるのか1日で決まるのかはともかく、選挙は投票日直前の情勢がもっとも重要というのは納得できる話である。
ただし最近は期日前投票の割合が増加していいて、全投票者数の25%程度にまでなっているらしい。
そうなると、だんだん「最後に決まる」傾向が弱まってくるのかなとも思った。

期日前投票で投票する人は、おそらく投票先が予め決まっている人が多いだろう。
つまり浮動票ではない人が期日前に投票する傾向が強い、と考えられる。
選挙が最後の方で決まる、ということの意味には、誰に入れるか決まっていない浮動票の人たちがギリギリのタイミングで投票先を決断して選挙に行く、というニュアンスがあるように思える。
世に言う「風が吹く」というパターンだ。

そう考えるとたとえ期日前投票が増加してもやはり最後で決まる傾向は変わらないのかもしれない。


ところでスポーツの世界なんかでは、最終的に勝つ人またはチームは、ラストスパートが強いというイメージがある。
プロ野球でもペナントを制するのは8月以降、特に9月が強くないといけない気がする。
そこへいくとここ数年の阪神タイガースは、前半戦が良くても夏場に失速のパターンを繰り返している。
(今年は違うようだが)

落合監督で優勝していた頃の中日とか、9月が強かった印象がある。

マラソンとかでも往年の瀬古利彦はイカンガーも追いつけない圧倒的なラストスパートが有名だ。
「スタミナ」という有限のリソース配分が勝敗を決めるスポーツにおいては、スタートダッシュ優先で行くかラストまで体力を温存するかは悩ましい選択である。
無理なスタートダッシュは後半の長い時間帯を大きな負荷を背負って走ることになり、その分タイムが悪化するリスクが有る。
だから本来はイーブンペースまたは後半に力を重点配分するのが合理的と考えられる。

でも個人的な好みを言えば、マラソンでも水泳選手でもスタートダッシュタイプの方が好きだ。
後半のスタミナ切れは想定外のタイムロスを招くリスクが有るが、それでも革新的な記録を出すためにはスタートダッシュは欠かせない。
スタートダッシュ型のレース展開は、リスクはあるけれどそこを避けていては新しいステージに上がれないのである。
そういう意味で前半型のレース展開は可能性への挑戦だと思う。


ただ日頃のトレーニングでスタミナのリソースそのものを拡大しておかないと、スタートダッシュ型のレース展開に挑戦する資格はないというのは言える。

そうやって考えると、選挙における最後の風頼みはどうなのかなあと思う。
まあ風を吹かせるためにはそのための仕掛けを時間を掛けてしっかり準備しておくことや、日頃の活動とか言動とかも大事だと思うので、つまり奇跡の神風はめったに吹かない、ということはおそらく間違いないと思った。
posted by ヤス at 05:48| Comment(0) | 徒然なるままに
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