2016年02月28日

東京マラソンの結果を見て

今日はリオ五輪のマラソン予選も兼ねた東京マラソンがあった。
優勝はエチオピアのリレサという若い選手だったらしい。
優勝タイムは2時間6分56秒。
2、3位はケニアの選手だったらしい。

このレース、期待された日本人の招待選手は総崩れになり、一般参加の高宮選手が2時間10分台の記録でもって日本人1位になった。

わたしは個人的には7分台の記録を持つ今井正人や藤原新に期待していたが、どうも見せ場無く終わったようだ。

しかし、日本の男子マラソンが世界レベルから遠ざかって久しい。
いったいどうしたことか。
かつて、瀬古、宗兄弟、中山が走っていた当時は間違いなく世界最強の布陣を誇っていた。
当時の日本選手は、必ずしも世界最速ではなかったがそれでも記録ランキングの上位には何人も日本人選手が名を連ねていた。

ところが今では、2001年に作られたマラソンの日本記録2時間6分16秒に届きそうな選手すら皆無。
数年に一度7分台を出す選手が出るくらいで、8分台の記録すらなかなかお目にかかれない。

1キロ3分ちょうど、5キロ15分ペースで走るとフルマラソンで2時間6分30秒が出る。
とりあえず6分台が出せれば世界と戦えるだろう。
そしてこのくらいのペースは、日本のトップランナーには難しくないように思える。

にもかかわらず記録が出ない。
これは日本の選手がマラソン専用の練習をしていないということなんじゃないかと想像する。
それとかつて強かった時代のマラソン選手は、一筋縄でいかない我の強い人間ばかりだった気がする。
42キロの距離をセルフコントロールしながらレースするには、強い自立心が不可欠であるように思う。

そういう意味では市民ランナーの川内選手やプロランナーの藤原新選手のような新しいスタイルの出現は今後の広がりに期待出来る。

それと、かつて長い低迷期にあった日本の競泳陣のやり方なんかも参考になるのではないか。
今、男子競泳界は身長2メートルが標準体型というくらいでかい選手が多い。
体の小さい日本人には厳しい時代だが、そんな中でも1メートル70センチ台の北島康介や萩野公介が互角以上の戦いをしている。
他にも有力選手がたくさんいて、世界の水泳強国といっていい状況だ。
復活の理由はいくつもあると思うが、ひとつは名コーチがたくさん存在していることがあるだろう。

マラソンも、指導者の育成と練習方法の研究にもっと注力すべきだろう。

と思っていたら、今日の東京マラソン、駅伝で旋風を起こした青山学院大学の学生ランナーが大活躍したらしい。

昨今のマラソンブームの盛り上がりは一時のものではなく、かなり根強いものを感じる。
そこに青学のような学生チームが新しいマラソン勢力として選手層の底上げをすれば、日本のマラソン復活も間近なのではないか、と少し期待してみる今日この頃である。
posted by ヤス at 16:57| Comment(0) | 徒然なるままに
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