2016年01月17日

センター試験

昨日今日とセンター試験が行われているらしい。
昨日、運動公園のあたりを朝ランニングしていたら、岡山大学に向かう学生服の群れに飲み込まれた。

これはひょっとしてセンター試験なのではないか、と勝手にややエキサイトしてみたが、世の中的には試験のことはかなり話題になっていたようで、しばらくニュースチェックを怠っていた自らの不明を恥じた。

ところでこのセンター試験、われわれおじさんが高校生の頃は、まだ共通一次試験だった。
ウィキペディアで見てみると、共通一次試験は1979年に始まって1989年まで11回続いた後に、1990年から現在のセンター試験に衣替えしたそうである。

ちなみに共通一次試験の正式名称は「大学共通第1次学力試験」であるらしい。
初めて知った気がする。

思い出してみるとわたしも、今を遡ること30年以上昔に岡大の校舎の片隅でサイコロの目がプリントされた鉛筆をコロコロ転がしてマークシートの解答欄を黒く塗りつぶしたものである。


ところで共通一次もセンター試験もいいサイコロの目が出るかどうかの運試し、ではなくて、高校で習った教科の基礎的な知識がきちんと身についているのかどうかを測るのが趣旨であるようだ。
これはそれまでの大学入試で、一部の大学が超難問や想定外の奇問を出したりするのが問題とされていたからだという。

難問奇問の入試だとその時たまたま解けた奴だけが合格になって公正を欠く。
毎日地道にコツコツ勉強している学生こそ報われるべきだ、という考え方が共通一次やセンター試験の根底にあるようだ。

もちろん高校の勉強の基礎的な成果をある程度合否の判断材料とすることに異存はない。

だがそれだけだと大学は、「第一志望は公務員」の羊の群れを量産するだけのモラトリアム施設に成り下がってしまう。


例えばプロ野球みたいに、大学側のスカウトマンが全国の高校を巡回して、地方に眠る天才、奇才、オタクやマニアや変な奴をリクルートして回るみたいなのがあってもいいのではないか。
学生側も早い段階から、出来れば中学生くらいから各大学の特徴・業績の情報を収集して、優秀な学生は逆指名の学費免除で大学に入ってやる、みたいな風になると、日本の大学の眠い授業が少しは面白くなるのではないか。

大学受験くらいは真面目にコツコツ勉強した子が報われてほしい、というのは親心なのであろうけれど、それだけだと大学が不活性化していくことは間違いないと思う。
そうなれば大学に入る子供の方もゆくゆく不利益を被ることになるのだ。

まあそういう改革が簡単に出来るのなら、とっくの昔にやっているのだろうけれど。
posted by ヤス at 11:56| Comment(0) | 徒然なるままに
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