2015年12月20日

身体の左右はかなり非対称

わたしは学生時代の昔、水泳部にいた。

競泳は基本的に4つの種目がある。
自由形(クロール)、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライである。
わたしはいちおうバタフライの選手だった。
その他に得意としていたのは平泳ぎである。
どちらも左右対称動作の泳ぎ。

一方、クロールと背泳ぎは左右の動作が互い違いに繰り返される。
またクロールの息継ぎ(ブレス)は右か左のどちらか片方でしかやらない人が多く、その点で対称性が明確に破れている。

わたしの場合右と左で身体の非対称が若干ゆがんでいて、クロール、背泳ぎのような泳法ではどうしてもバランスが取れない。
というか、だいたいの人が左右の筋力・骨格が非対称なので、特に片側ブレスのクロールでは顔がブレス側に向いているときに大きく身体が持ち上がる左右非対称の泳ぎになる傾向が強い。


あるマラソン大会に出かけたらシューズメーカーのニューバランスのブースがあった。
そこで足形計測していたので測ってもらったらわたしの右足サイズは左より1cmほど大きかった。

人間のような動物は、だいたい左右対称に出来ている。
手足や目、耳、鼻の穴など左右一対である。
ヒラメやカレイなど対称性が破れた生き物もいるにはいるが、ほぼみんな左右対称。

しかし左右対称の生き物の身体は、微妙なところで少しずつ右と左が違う。
自分の顔面を子細に観察すると、鼻の形や左右の目のサイズ、口角の上がり具合、シワやほくろの配置など相違点は無数にある。
また、心臓は左に寄っているし、胃腸や肝臓などの臓器配置もかなり左右非対称。
人間の右半身と左半身は、よく似ているがかなり違うのである。

わたしがクロールと背泳ぎが苦手だったのは、自分の身体の右と左の違いに合った動作を最後まで会得出来なかったからである。

実は今でもランニングで痛みが左脚に集中して苦労している。
右と左の違いにフィットした走り方が出来ていないからだと思う。

天の神さまは地上の生き物をおおよそ左右対称に創造した。
しかし一方、その左右対称はかなりアバウトで細かく見ると右と左がけっこう違う。

その非対称が原因で若干の苦労もあったりするが、考えてみるとこのようにいい加減なシンメトリーの具合が、ある種の個性の基になっている気もする。

ということで自分の中の右と左の違いにもう少し気をつけてみようと思っている今日この頃なのである。

posted by ヤス at 11:39| 徒然なるままに