2015年11月20日

来年の干支は「ひのえさる」です

来年は申年=さるどし、らしい。

たぶんコンビニの年賀状販売コーナーにそんなことを知らせるコピーがあったのを見た気がする。
その瞬間、今年は「さる」の前の「ひつじ」の年だったことに気が付いた。

どうも最近、干支の存在感が希薄になっているような気がするのだが、実際はどうなのだろう。


それで、ちょちょいとウィキペディアで干支を見てみた。

わたしは、ネ、ウシ、トラ、ウ・・・と12個続くあの「干支」のことを干支だと思っていたがどうも少し誤解があったらしい。

干支は十二支と十干(ジッカン)の組み合わせによる60年周期の数の並びを言うそうだ。
ネ、ウシ、トラ、ウ・・・のことはより正確には「干支」ではなく十二支と言わねばならない。
そして「十干」とは、コウ、オツ、ヘイ、テイ・・・と続く十個の数詞の並びである。

旧日本海軍の零式艦上戦闘機において、その改良形式である零式艦上戦闘機52型には甲、乙、丙と枝番が付く形式が存在する。
零式艦上戦闘機52型は甲・乙・丙の3つで終わりだけれど、この次に「丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」とさらに7つ残っていたので、ゼロ戦52型の枝番はあと7つ製作可能だったのだなあと思った。

まあゼロ戦はどうでもいい。
干支による年の数え方は60年周期であり、それで行くと今年は「きのとひつじ」である。
去年は「きのえうま」であったのであり、来年は「ひのえさる」だ。
このように「ナントカ+ヒツジ」とか「ナントカ+サル」とかいうのが本来の干支なのである。
せっかくこのような事実を知ったので、以降わたしも単に「さる」年と言わずに、「来年はひのえさるだね」のように言おうと思う。
その方が歴史通のように見えて格好いいじゃん。

ちなみにわたしは「丙午=ひのえうま」の年の生まれである。
丙午年生まれの女性は気性が激しい、とか男を食い殺す、などといった物騒な迷信が古くから伝わるために、この年は出生率が例年の25%ダウンだったそうだ。
さしたる根拠の無い迷信が原因で現実世界の出生率が影響を受けるというのも恐ろしい話だ。

ちなみに次の丙午は2026年、東京オリンピックの6年後だ。
この年になってもやはり出生率は下がるのだろうか。


干支の発祥は古代中国のようであるが、詳しい起源は不明のようである。
しかし60年周期というのは、ちょうど(古代の)人間個人の寿命周期と重なるかやや越える時間感覚のように思われ、そういう意味で少し興味深い。

地震や津波などの自然災害の教訓を、世代を越えて伝承するには少し長めの歴史の目盛りが役に立つこともそれなりにあったのではないか、などとも思った。

2016年は「ひのえさる」だ。
来年になっても憶えているだろうか、やや自信がない。
posted by ヤス at 12:54| 徒然なるままに