2015年11月12日

マクドの値段迷走

アートの値段
タリーズの創業者で現参議院議員の松田公太氏も書いていた
http://lite.blogos.com/article/143940/
が、マクドナルドの値付けがどうも迷走している。

これは今に始まったことではない。
マクドの値段の歪みの根本は、ハンバーガー100円やチーズバーガー130円をはじめとする一部低価格品の存在にあると思う。

マクドが考える値段のスタンダードは、ダブチ340円とかフィレオフィッシュ310円とかなのだろうと思う。
この辺の商品の原価率設定が、あるべき原価率な気がする。

ところが上記のような300円台の商品価格はお得感が薄い。

そこでお得感を出すためのセット価格や100円バーガーなどのバーゲンプライスが出てくる。
ポテトが推定される原価に対して高過ぎると話題になっているらしいが、これはポテトの定価を高めに設定することで、セットの見かけ上の割引率を拡大してみせるためなのは間違いない。

また、ハンバーガーなどのバーゲンプライスがいまだに継続しているのは、客単価が100円、200円の子供や貧乏人のお客さんの割合が無視できないほどたくさんいるので、そういう低客単価層を逃さないためだろう。

まあ、あくまで推測ではあるけれど、そういうどっちつかずの戦略方針になっていて価格付けが混迷しているのではないかと思うのである。

で、身動きが取れない状況のなかで、事態をいくらかでも打開すべく商品単価200円のお手頃マックも登場したのだろう。

ちなみにわたしは、トマトとレタスでわりかしさっぱり味のハムレタスバーガーが好きだ。
エッグチーズは味はまあまあだがややくどい気がする。
バーベキューポークは、マクドのバーベキューソースは味がプラスティッキーで人工的な感じがするのが残念、あんまり食べたくない。

ということでお手頃マックのわたしの採点は、一勝一敗一分け。

ところでマクドのこの混迷状況を打開するにはどうしたらいいのだろう。

プライス戦略の矛盾を解消しつつ利益率を改善するには、商品を美味しくしていくしかないのだと思う。

価格決定の基準の中で、原価率の割合を下げて味の割合をぐっと増やす王道を行くほかないんじゃないか。

味のレベルを上げるのはかなり難しそうだけれど、もうどんどん新商品を投入していくしかないと思う。
お手頃マックのクラスかちょい上の新商品をどんどん投入して良さそうなのを残す。
そうやってレギュラー商品のレベルをぼちぼち上げて行くしかない。

そういう意味では今回のお手頃マック3商品の投入はいいテストケースの気がする。
いずれにしても、今のプライスラインは迷走し過ぎなので大幅修正が必要なのは間違いないと、わたしも思うのである。
posted by ヤス at 14:09| 徒然なるままに