2019年05月26日

マッドマックス

Amazonのプライムビデオに「マッドマックス怒りのデスロード(2015年日本公開)」が無料の会員特典に出ていた。
ということに昨日の深夜23時過ぎに気がついた。

わたしは最近集中力が衰えて、2時間の映画をじっと続けて観ることができなくなっていて、それが大きな悩みになっている。
そもそも、昔のように「この映画面白そう」という感情が気持ちの中になかなか育たない。
だからまず映画の観はじめからテンションが低い。
そして15分くらい観ていると、お尻の辺りがむずむずしてきて、一旦停止ボタンを押してコーヒーを淹れに席を立ったりするのがパターンになっている。
さらに途中を早回しにして飛ばしたり、2倍速にしたりする。
なんというかこの数年、映画の観方がす荒廃しているなあと思う。

「もう俺は、映画館に2時間大人しく座って、一本貫徹で観ることができない身体になってしまったのか」と悲しくなっていた。

しかし昨日の23時過ぎに「マッドマックス怒りのデスロード」のタイトル字をタブレットの画面で目にした時、心の中で何かが疼くような感覚があった。
今から2時間4分をかけてこれを観るとけっこうな時間になるなと思ったが、わたしは魅入られるようにして「今すぐ観る」ボタンを押したのだった。

「マッドマックス怒りのデスロード」は、メル・ギブソンが1979年に作った最初の一本からはシリーズ4作目にあたる。
「マッドマックス」の世界観は、その後の「北斗の拳」とかにも如実に影響を与えた。
今作はその世界観を引き継ぎつつ、1作目のストーリー内容もいくらか引用してはいるが映画としては独立した一本になっている。

わたしは今に至るまでこの話題作を観ずに生きてきたわけだが、世の中にこれを観た人が多くいるのはちゃんと知っている。

映画は最初の方と途中に何回か小休止的な「ひと休み」的な時間帯を挟みつつ、ほぼ全編にわたりマッスルカー(一部バイクも)が砂煙上げてやたら走り回って鉄砲でどんぱちする内容である。
主人公のマックスとシャーリーズ・セロン演じるフュリオサが「ウォー・リグ(でっかいトレーラートラック)」で走るコースも、行ってまた帰ってくるだけの往復コースだったりする。

主人公たちがウォー・リグに乗って逃げる、それを白塗りの気色悪いウォーボーイズが追いかける。
それでまたもと来た道を引き返してきて最後敵方のボスをやっつけておしまい。
要するにそれだけのストーリーである。

そんな単細胞的な作りの映画をわたしは夜中の2時近くまでかけて一気に観た。
面白かった。

核戦争の後遺症で寿命の短いウォーボーイズの描写なんかは、映画制作当時に問題になり始めていた「イスラム国」の影響もあったりするのかなと思った。
しかしこの映画はそういう難しいことは言わずに、口を半開きにして、我を失ってぼーっと観るのが正しい観方である、と思った。
おしまい。
posted by ヤス at 14:31| Comment(2) | 徒然なるままに