2017年08月02日

世界水泳

7月末にハンガリーはブタペストで開催されていた世界水泳が閉幕した。
今回の日本チームは金メダルゼロの結果に終わり、銀・銅メダルは計7個取ったもののやや微妙な結果だった。
今回の日本チームは顔ぶれ的にも従来からの安定メンバーで、今思いつく範囲では女子個人メドレーの大橋悠依が新しく入ったくらいだったようだ。

また本大会に先立つ選考会でもその大橋を除くと全般に記録低調で、オリンピックの翌年ということもあってしかたない面もあるが全般に調子が今ひとつのまま終わった感がある。
特にエースの萩野公介は肘を手術した影響もあり、クロールの調子がかなり悪かったようだ。
800m自由形リレーと400m個人メドレーは残念な結果だったけれど、距離の短い200m個人メドレーできちんと銀メダルを確保するあたりは、さすがと言っていいのではないかと思う。

また萩野のライバル瀬戸は、最近個人メドレーもバタフライも記録の伸びが止まって傍目に苦しんでいるようにも見えていたわけだが、大会本番では両種目で銅メダルを取ったのは非常に良かった。
たぶん正直なところ、一番いい時に比べると瀬戸の調子は7割くらいの出来だったのではないかと個人的には思うのだけれど、調子が悪いなりにその時の力を100%出し切れるのが瀬戸のすごいところだと思う。

一方、200m平泳ぎで世界記録を出した渡辺一平と、この一年くらい200mバタフライで瀬戸に勝ち続けていた坂井聖人は今ひとつ爆発しきれない結果に終わった。
それでも記録ホルダーの渡辺は悪いなりに銅メダルに手がかかり、チャレンジャーの坂井はひとつ狂うとメダルが獲れない。
やはり本気で金メダルを狙うのなら世界記録か年度最高記録は出しておかないといけない。
そういう意味で、今回下馬評的に金の可能性があったのは、世界記録ホルダーの渡辺と年度1位を出していた女子個人メドレーの大橋くらいだったことになる。

日本チームにとって本当の本番は3年後の東京オリンピックだと思うが、東京に向けては2019年時点でどのくらい世界最高レベルの記録を出せるかというのが大きいと思う。

今回の世界水泳には10代の若手もけっこういたが、みんな記録の伸びが一段落していて大幅な記録更新というのが無かったのは残念だったけれど、わたしの一押しの今井月選手が大橋選手銀メダルの影で200m個メで2分9秒台の自己ベストを出していたのは地味に嬉しかった。おしまい。
posted by ヤス at 10:04| Comment(0) | 徒然なるままに