2017年06月18日

AKB総選挙、衝撃発表

昨日、恒例のAKB総選挙があった。
今年の総選挙はあらゆる意味で波乱だらけだった。

まず、直前になって激しい雷雨が予想される状況になり、野外でのイベントが中止になったこと。
これについては梅雨時期の沖縄開催がそもそも無謀だったのではないか、などの批判も聞かれた。
ただそういう批判はなんだか後づけの理屈に聞こえる。
若干のリスクを気にせず(気付かずかも)どんどん新しい試みにチャレンジするのはAKBグループらしくて良いと個人的には思う。
このような大規模の野外イベントでは「お天気リスク」というのがあるのだ、ということを今回運営はよく学んだことだろう。
それでいいんじゃないか。

波乱の二つ目。
NGTの荻野由佳が速報1位、最終票数でも5位に入った。
今回NGTは全体的にものすごく票数を伸ばしたようである。
今回から選挙を辞退したゆきりんの票が他のメンバーに流れたのだろうか。
ディープなファンなら何か感ずるところが有るのかもしれないが、わたしには躍進の原因が皆目わからない。
まあそのうち各種の分析記事が出てくることだろう。

さらに波乱の三つ目。
これが最大の大波乱だと思うのだが、20位に入ったNMB須藤凛々花の結婚発表。
これにはびっくりした。

わたしの家にはテレビがなく、したがって開票番組をオンタイムで見ることが出来ない。
だから夜の9時過ぎにそろそろ結果が出たかなとネットニュースを見て最初に飛び込んできたのがこれだった。
ぱっと見、記事の意味が飲み込めなくて困惑した。
結婚するって言うのは、ファンのみなさんと結婚する気持ちです、というくらいみなさん大好きですよ、みたいな意味なのかなとまず思った。
しかしどうやらリアルの結婚発表らしい、ということをやっと理解した。

そしてこの衝撃発表に対し、直後のスピーチで19位の峯岸がぼやいたり11位に入った高橋朱里が苦言を呈したりしたらしい。
またOGの大島優子も批判的な反応を示し、さや姉も困惑のようすであるらしい。
何より、この発表に対してファンから「金返せ」的な批判が殺到しているとも言う。
わたしは直接的にそれらの批判を見たわけではないが。

この衝撃事件に関し、わたしは恋愛禁止の掟を守りファンを大切に思う高橋朱里の涙にはかなり同情した。
彼女らが数百人のメンバーがひしめく中、各々地道にファン層の拡大に努力してきた、その集大成の選挙の場でガチの結婚発表とは違和感があり過ぎると最初は感じたのである。

しかし少し考えているうち、最近のSMAP騒動とかその他のタレントの事務所移籍や独立に伴う奴隷的な契約慣習とか、今の芸能界が抱える闇に対し、この衝撃発表は須藤凛々花なりの意見表明だったのではないか、そういう気がしてきた。
まあ本人は直接的にはそういう意識はなかったかもしれない。
が、結果として、これまでは「商品」として消費されてきた「アイドルの女の子」が、事務所やファンに対してイーブンな関係のちゃんとした人格を認められる存在になるために、今回の衝撃発表はいいきっかけになったのではないか。

そういう意味では、かなり違和感はあったけれどこれは必要な違和感であり、結果的に良かったんじゃないか、今はそのように感じているところである。

posted by ヤス at 11:30| Comment(2) | 徒然なるままに