2017年03月04日

マラソンの醍醐味

さて、吉備路マラソンからそろそろ1週間が経とうとしている。
若干の休憩期間を経て、ぼちぼち練習を再開した。

ということで昨日の朝からまた走り始めた。
しかしまだ脚がだるい感じが残っている。
今日は土曜日ということもあって、昨日より少し長めに走った。
昨日走ったおかげか、脚のだるさはだいぶん緩和したのであるが、今度は走り終わりの方で少し膝がガクガクしてきた。

よくマラソン練習のノウハウ本に書いてあるのだが、一般人のマラソン練習は月間走行距離が150kmを超えるあたりから急に故障する人の割合が増えるという。
マラソンという競技は、特に競技力のレベルが比較的低い段階では、練習量するほどどんどんタイムが上がる。
しかしだからと言って、暇に飽かせてとにかくたくさん走ろうとすると、あっちこっちが痛くなることは必然である。

その辺りがマラソンの面白いところだと思う。
おそらく正しいマラソン練習の段階というものがあって、それは二段階になっているのである。

まずそれなりの練習に耐えられる心肺機能や筋力をある程度準備して、それがある程度整った段階でその心肺機能や筋力の範囲内の強度の練習ができるようになる。
で、その範囲を超えるような練習をするとどこかが痛くなって練習をお休みする羽目に陥る。

だからその時点の体力が許容する練習量を逸脱しないように、うまくコントロールできていると、長期離脱なく練習が継続できて効率的にパフォーマンスアップができるという算段になる。

よくマラソン業界の人が「脚づくり」と言ったりするやつのことであろう。
つまり良い練習をするためには、まずその前に練習のための練習が必要であるということである。

しかし考えてみると、業界の人が「脚づくり」という業界用語を考えたり、一般のマラソンランナーが分不相応に練習し過ぎて故障する、というのは、それだけ無理をする人が後を絶たないということがあるものと思われる。

最近は、「スロージョギング」とか言って、とにかく一般的な常識よりもかなりゆっくりとしたスピードで走っても十分なトレーニング効果があるという理論も提唱されていて、実際の体験としても、ゆっくり走る練習だけでもそれなりに十分な効果があるという実感はあるのである。

しかし人間のサガというのは不思議なもので、科学的理論がゆっくり走りなさいと言っているのにも関わらず、走っていて体が温まって調子が出てくると、ついつい飛ばしたくなる。
今日は1時間走ったら帰ってこようと決意して練習に出かけても、走っているうちになんだか気分がいいのでもうちょい距離を伸ばそうか、などと余計なことを考えてしまう。
この辺りの人間の心理状態というのは、何なんであろう。

いずれにしても、マラソンの練習で無理をしないということ、自分の体力を冷静に測って練習強度が許容量を超えないようにコントロールすることは、ある意味マラソンの醍醐味であるな、と思ったりした。
posted by ヤス at 16:29| Comment(0) | 徒然なるままに