2017年02月23日

地球型惑星発見

39光年先の恒星系に、地球と同じくらいのサイズの惑星が7つ発見されたという。
7つの惑星は地球のサイズの0.7〜1.1倍くらいで、そのうち3つは液体の水が存在しうる「ハビタブル惑星」なんだそうな。
液体の水がもしあったら大気もあるのだろう。
地球と同じく岩石でできた惑星であればその地表の風景は地球とほとんど同じなのかもしれない。

さて問題は、これらの惑星に果たして生命は存在するのかである。
少し前に話題になった「パンスピルミア仮説」というのがあって、生命の起源は宇宙にあるという考え方が現在有力になっている。

「DNAの元」が宇宙空間を漂っていて、それが彗星にくっついて地球の近くを通った時に地表に降ってきて、太古の昔にそうやって降ってきたDNAの元が地球生物の始まりだったそうな。
その考え方に従うならば、宇宙の方々にDNAの元が漂っているので今回発見された惑星にもそれが降って、それが何十億年かかけて進化して、今頃少し変わった生物になって生きているのかもしれない。

肝心なのは、その生物が知性を持っているか、人類のように論理的思考を行って高度な科学技術を獲得しているかどうかである。

昔、電波望遠鏡を使って「地球外知的生命体」が地球に向けて何か電波信号を発信しているのではないか、というのを探索する計画がいくつかあったように思う。

少し調べてみると、1960年に「オズマ計画」というのがあって地球に近い2つの恒星に狙いを定めて30日間観測されたが空振りだったそうだ。
1971年にはNASAが地球上にある1000基の電波望遠鏡を連携する「サイクロプス計画」を計画したが予算不足で頓挫したらしい。

今回発見された生命存在の可能性のありそうな惑星は39光年先なので、どうせなら大出力の電波発信機を作ってその惑星に向けて色々な電波を送信してみたらどうか。
運が良ければ80年後くらいには「返信」が返ってくるのだろう。


ちなみに、宇宙船に乗って39光年先に行く場合どれくらい時間がかかるのか調べてみた。
これまでに地球からの相対速度で一番速かったのは1977年に打ち上げられたボイジャー1号で、おおよそ時速6万kmで飛行しているらしい。
時速6万kmは秒速でいうと16km/sになり、一方で光の速度は秒速30万kmである。
ボイジャーの速度は光の速さの18750分の1なので、目標の惑星までは73万年かかる計算になる。

今後ボイジャーの速度より千倍速い宇宙船が完成したとしても39光年先への到達には7百年かかる。

そういうことで、宇宙は広い。
人類が広い宇宙を堪能にするには、人類の個体としての寿命が1万歳くらいにならないと難しそうだ。
posted by ヤス at 13:35| Comment(1) | 徒然なるままに