2017年02月20日

ドバイの有人ドローン

1週間ほど前のニュースで、中東のドバイで有人の自動操縦ドローンが今年の7月にも営業運行を行う予定、というのがあった。

画像を見ると真ん中に人が乗るコクピットがあるクアッドコプターの形をした比較的小型のドローンである。
この機体自体は中国製のEHang184というもので、先月この機体の開発完了を紹介するニュースが流れていた。
開発したのはEhangという中国の会社で、元々は人が乗らない小型のドローンを製造販売している会社らしい。

で、有人の方のEHang184であるが、こちら値段は20〜30万ドルで上空500mまで上昇でき、最高時速は160kmだが運行速度は100km、機体重量は200kgで搭載重量は100kgだそうである。
モーターの出力は106kwでプロペラを含む全長・全幅3.9m、全高は1.4m。

出力の106kwは馬力でいうと144PSである。
ドバイの営業運行のニュースでは時速100kmで30分程度飛行可能ということなので、50kmくらいの移動に使えるということらしい。

ちなみに機内はエアコンも装備していて暑いドバイでも大丈夫ということのようだ。


このニュースを見て、いよいよそういう時代になったかと感慨深かった。
しかし同時に、いくらなんでも今年の夏に営業開始というのは早過ぎないかという意見も多いようだ。
これがもし日本であれば、法規制の準備や安全性の確認、運行実証実験などなどで5年や6年の準備期間が必要になるだろう。

ドバイというのはアラブ首長国連邦の構成国の一つでドバイ首長国というのが正式名称らしい。
要するに王様が政治を仕切っている専制君主国家である。
だから王様が「ドローンの営業を始める」と言えば始まるのかもしれない。
しかしこれに乗るお客さんはある意味命がけだ。

あと気になるのはこのドローンの飛行高度が何メートルくらいになるのかということ。
機体性能上は500mまで上がれるということだが、個人的には高度10mくらいの低いところをそろそろ飛んだ方が安心な気がする。
しかし一方であまりに低いとビルなどの障害物と干渉して飛びにくい。

一部で話題になったEHang社の「疑惑の」プレゼン動画では、ビルの林立する都市上空を飛んでいてそれを見ると2〜300mくらいの高度を飛ぶ感じなのかもしれない。

まあいずれにせよ、電動ヘリコプターで地上の渋滞を眼下に眺めながら悠然と目的地に飛べれば気分がいいのは間違い。
しかも現時点で既にひと飛び50kmも移動できるというのだから実用上は十分。

後はもうただ、ちゃんと落ちずに飛ぶのかどうか。
ドバイで予定通り今年の7月に飛ぶ日がまちどおしい。
(多分無理な気がしてしょうがないが)
posted by ヤス at 16:38| Comment(0) | 徒然なるままに