2017年02月12日

ウェスタンスタイル

昨日の朝、ちんたらジョギングしていたら、河川敷のランニングコースの上に野良犬が2匹で、仲良く散歩していた。
野良犬だから飼い主はいない。
犬2匹のみである。
いかにも野良犬然としたボサボサに汚れた毛並みが少し物悲しい感じがしないでもない。
しかし、本人(本犬か)たちはいたってとのんびりと、トコトコその辺を歩き回っている。

と、その瞬間、1匹の犬が草むらに向けて片足を上げた。
かなり短く「小」の方をシャっと出して上げていた片足を下ろした。
と、その片足が降りた瞬間に、続いてもう1匹が今度は微妙にへっぴり腰の感じで尻を地面に突き出した。
その1匹は2〜3秒間ぶるぶるっと尻を振動させて、「大」の方を済ませた。

犬のその瞬間は、なぜか人間のその瞬間のようにも見えた。
人間の場合、「小」をするときに片足を上げたりはしない。
しかし「大」に関しては、「小」の方がそのスタイルがかなりかけ離れている分、相対的に似ているように思えてくる。

しかもそれは洋式便器に座るウェスタンスタイルではなく、和式便所におけるアジアンスタイルであろう。

ここで少し脳内の情報伝達の電気信号が少し乱れたのか、やや違うことが頭に浮かんだ。

なぜ欧米の便器は座るスタイルで、日本の便器はしゃがむスタイルなのだろうかということである。

このことをジョギングしながら、脳に届く酸素が少し薄い状況で考えてみた。

まず、これは欧米と日本の日常の生活様式、つまり椅子を使うかどうかというのが大きいのではないかと思った。
欧米人の生活には椅子があり、伝統的な日本の生活様式に椅子はない。
ではなぜ欧米に椅子があって、日本にはないのか。

考えてみると不思議である。

走りながら考えて到達した一応の結論は、欧米の生活スタイルは基本寒冷地仕様であり、日本の生活スタイルは南方起源なのではないかということだ。
寒冷地の生活において、おそらく地面はとても冷たい。
一方で南方では地面は十分に暖かい。
だから南方生活では、休憩の際には地べたにゴロゴロ寝ころんでも快適である。
一方、特に冬季の欧米生活では冷たい地面に寝ころぶことなどできない。
むしろなるべく冷たい地面から一定の距離を取らないとくつろげない。
そういう状況で「椅子」は生まれたのではないか。
そのように想像した。

そして椅子のある生活様式が、ウェスタンスタイルの洋式便器を生み出したに違いない。

そういうことを少し酸素の薄い状態で考えたのだが、果たして真相はどうなのだろう。
そしてあの2匹の野良犬の行方が少し気になるなあ、とも思った。
posted by ヤス at 11:02| Comment(0) | 徒然なるままに