2017年02月06日

痛みに耐える

昨日あたりから、歯が痛い。
これにはちょっとした経緯がある。
先月、年が明けてしばらくした1月中旬頃に、歯の裏側を中心に歯垢が付着しているのが気になって久々に近所の歯医者に行った。
その時にはもう10年くらい歯痛とは無縁で、リンゴをかじっても歯茎から血も出ず、冷たいものを飲んでもしみることもない良い状態だった。

しかしその10年近くの間、歯医者にも行ってなくて、もうそろそろやばいことが発生しているのではないかという懸念がかすかにあった。
実際、素人考えではあるが上側の奥歯の感じがこの2〜3年ずっと違和感があって気になっていた。

それで久しぶりに歯医者に行ってみたら案の定、虫歯が発見された。
件の上側の右側の奥歯にかなり進行した虫歯が1箇所と、前歯の方にも軽度のものが発見された。
それ以外には、ジジイの割に歯の状態、歯茎や土台となる骨の状態はそこそこ良好であると慰めのお言葉を頂いた。

で、そのかなり進行している虫歯をどうするか、治療するのか、あるいは自覚症状が出るまで放っておくかどうしますか、と聞かれた。
歯医者さんによると放っておいても特段の問題はないかもしれない、とのことであり、またもし治療に着手すると逆に神経を刺激して、今まで自覚症状のなかったものがけっこうな痛みを感じるようになる可能性が高いという。

今少し、その時の判断を後悔している。

虫歯菌に侵された奥歯は、2度目の通院時にキレイに削り取られて消滅した。
ベロで奥歯があったはずの場所を触ってみると、そこに奥歯はなく、削り取られた奥歯の「切り株」に応急的なフタがしてあるのが感触を通じて分かる。
治療後しばらくはそれほどの痛みはなかったのであるが、2日ほど経ったあたりからどういうわけかズキズキと鈍い痛みが継続するようになった。

今まで歯根の奥深くに埋もれていた神経細胞が、にわかに空気に触れて活性化したのであろうか。
それほどの激痛というわけではないのだが、いつ果てるともしれない鈍い痛みが継続するのはなかなかに辛い。

こういう事態を見越して痛み止めの薬もちゃんと処方されていたわけであるが、この調子だと痛み止め無しでは半日も生きていけない。
痛み止めのクスリ無しでは生きていけないこの感じは、あるいは違法薬物に侵された人々にも共通の感覚かもしれないと思ったりする。
だとするとわたしの場合、一旦違法薬物に手を染めたら自力でそこを脱することは絶対に無理なのに違いない。
押し寄せる痛みに耐えながら、そんなことを考えている今日この頃である。
posted by ヤス at 10:58| Comment(2) | 徒然なるままに