2017年02月01日

トランプの通貨安批判

トランプ大統領関連のニュースが相変わらず喧しい。
まだ就任から10日あまりというのにもう半年くらい暴れまわっているような錯覚さえ個人的には受ける。

某サイトに、トランプ大統領が就任以降に署名した大統領令の一覧が載っていた。

・メキシコ国境グレートウォール建設
・不法移民取り締まり強化
・テロ対象国からの入国禁止措置
・シリア難民救済プログラム撤廃
・オバマケア廃止
・国内インフラの改善
・NAFTAへの姿勢を再定義
・TPP脱退
・アメリカ軍再構築
・ISIS殲滅

だそうである。
昨日のニュースで「75%の規制撤廃」を目指す大統領令に署名のニュースが流れていたのでこれも入れると全部で11項目。
これらの情報の事実関係が正しかどうかは時間がなかったので調べていないが、いくつかの項目については大きなニュースになって流れていたのでまあ概ね合っているのだろう。

それと昨日のニュースでは、主に中国と日本を名指しにして通貨安批判をしたらしい。
それもアメリカの大手製薬会社首脳らとの会合で出た発言だというからかなりきな臭い感じがする。

発言では日本の金融緩和政策が事実上の通貨切り下げで、それがアメリカの利益を損なっているという見方を披露した上での批判ということのようだ。

記憶にある限りこれまでの日本の金融大規模緩和政策に対し、この数年間アメリカ側から文句が出たことはなかったと思う。
しかしアメリカの一部産業界では案外それが本音であるのかもしれない。
トランプ大統領はその本音にポンと乗って見せたということなのかもしれないが、いずれにしてもトランプが日本の通貨安をいよいよ明確に批判したのはかなり画期的だった気がする。

これまでアメリカの利上げ観測との間で迷い気味だったドル円レートが、これを機会にグッと円高に振れるきっかけになるかもしれない。
ドル円がとりあえず100円くらいになったら、輸入インフレが緩和して実質賃金が上がり、消費者的な景気感覚がいくらか改善するだろう。

逆に今苦境に陥っている東芝などはますます辛いだろう。
今朝のニュースで「三菱自動車が予想外の通期営業黒字化」というのが流れていたが、それも大半は円安効果によるものらしい。
円相場の上昇はそういうぬるい企業を直撃して日本経済に幾らかのマイナス要因をもたらすだろうが、一般庶民のわたしにはさして関係ない。

次回にiPhoneを買い替える頃までに、円相場がそれなりに高くなっていることを祈る今日この頃であった。
posted by ヤス at 10:37| Comment(0) | 徒然なるままに