2017年01月09日

ゾンビ映画

最近は映画館に行かない。
元々近視がひどい上に、最近はジジイになったせいか目がしょぼしょぼして暗い映画館でスクリーンを凝視し続けるのが少しつらい。
だから映画は、自宅のパソコンディスプレイで見ることになる。

しかも今はHuluやNetflixやAmazonプライムビデオなど、月額定額制の配信サービスが充実してツタヤにDVDをわざわざ借りに行く必要もない。
そしてわたしの場合はAmazonのプライムビデオで映画を時々観る。
プライムビデオではアメリカのテレビドラマなんかも楽しめて、暇つぶしのためには便利なことこの上ない。

ところで、そうやって映画やテレビドラマなんかをちらちら観ていてひとつ思ったのである。
なんだかやたらと「ゾンビ」ものが多いなあと。

数あるゾンビもののドラマや映画には鉄板のお約束がいくつかあると思われる。

最初は一人の「感染者」から始まって、やがて爆発的にみんなゾンビ化して行くこと。
さらに「感染」のスタイルは決まっていて、感染者のゾンビに噛まれると数秒後または数時間後に噛まれた人もゾンビになること。
ゾンビ退治の方法として有効なのは鉄砲で頭を撃ち抜くこと、あるいは弓矢やナギナタ状の武器で撃ち抜くのでも良い。
などといったことであろう。

思い返すと個人的には、昔観て明確に憶えている最初のゾンビ映画は、その名も「ゾンビ」というB級(もしくはC級)のやつで、テレビのロードショーで観た。
この映画はゾンビに囲まれて逃げ惑う主人公たちが最終的にでっかいスーパーマーケットにたどり着き、売り場にある物資を確保して籠城するが、やがて別にたどり着いた「ならず者」達と小競り合いになってそのスーパーを追われて行く、というようなストーリーだった。

調べて観るとこの映画は1978年頃に公開になったイタリア映画らしい。
監督はジョージ・A・ロメロというその筋では有名なアメリカ人で、映画の舞台もアメリカらしいのだが、YouTubeでちらっとワンシーン観てみたら役者達はどうもイタリア語で喋っている。
マカロニウエスタンなどと同じように、予算上の都合があったのかもしれない。

ゾンビ映画というジャンルでは、このマカロニ・ゾンビ映画が最初なのかなと思っていたのだが、ウィキペディア等を見ていたらどうもそうでもないようだ。
なんでも映画黎明期の1930年代にはいくつかゾンビものが登場していたらしい。
邦題「恐怖城」、原題「White Zombie」というのがあって、ドラキュラ役で名高いベラ・ルゴシという俳優が出ている。
もっとも特殊メイクなど無い時代のことなので、ゾンビの登場シーンはかなり控えめのようであるが。

死者が蘇ってウロウロ歩き回ったらおっかない、というのはどうも古今東西で普遍的なようで、「zombie」のルーツはブードゥーの呪術あたりに起源があるらしいが、それにしても映画黎明期から今日に至るまで、廃れることなく新作が作り続けられているゾンビ映画という一大ジャンルは、もしかしたら不死身なのかもしれない、と思ったりした。
posted by ヤス at 11:31| Comment(0) | 徒然なるままに