2016年11月28日

スペースワールド

北九州のスペースワールドで魚5000匹を氷漬けにしたスケートリンクが話題になり、批判を受けている。
いろいろな受け止め方があるのだろうが、個人的にはちょっと趣味が悪いように感じる。
生きながらにして凍らせたわけではないというけれど、氷の下の魚は確実に死んでいる。
スケーターは言わば魚の死体の上を滑走することになる。
一部ジンベイザメなどの大きい魚は「絵」を埋め込んでいるらしいが。

わたしとしては、氷漬けになった魚の死体の上でスケートすることが、生命への冒涜であるとか、そういう大上段の批判をするつもりはない。
ただ、このアトラクションに少しの不気味感をどうしても感じてしまい、そんなことでは楽しいイベントとして成立しないのではないか、と心配になるのである。

結局、批判を受けてアトラクションはあえなく閉鎖になったらしい。

しかし、スペースワールドに対する同情の念もまた同時に感じる。
最近は大阪のUSJが復活著しいようだが、一部トップクラス以外の地方の弱小テーマパークはさぞかし経営が苦しかろうと思う。
そんな中でスペースワールドのニュースを聞いて、まだ潰れずに営業していたのかと逆に驚いた。
おそらく、魚の氷漬けに負けず劣らずの奇抜なアイデアをいろいろ駆使して、今日までなんとかかんとかやって来たのではないだろうか。

だから今回の批判に妙に萎縮せず、もっと面白いアイデアを出して頑張って欲しい、そう思う。

そう言えばスペースワールドにはたぶん20年以上も昔に一度行ったことがある。
文字通り宇宙がテーマの施設であるが、北九州の八幡製鉄ゆかりの地にシンボルのスペースシャトルの実物大模型やジェットコースターなどの諸施設が林立していた。
しかしその佇まいが、なぜか少し鉄錆の赤茶けた感じがするようで、当時はまだ開園間もない頃だったと思うが妙な哀愁を感じたのを憶えている。
調べてみると、スペースワールドは2005年に一度民事再生にかかっているらしい。

肝心のNASA・スペースシャトルも、2011年の打ち上げを最後に終了し、現在、世界の宇宙開発はビッグプロジェクトがあまり無いようだ。
アメリカは今後の宇宙開発は民間主導で行う意向のようで、したがってスペースシャトルや月に行ったサターンロケットとかの莫大な資金を要する「大物」は今後しばらく出て来そうにない。
スペースワールド的には苦しいところだろう。

ただイーロン・マスクが2022年に火星への大有人飛行プランをぶち上げている。
今後はマスクのスペースX社と提携して火星ネタで引っ張るのがいいのではないか。
(もう取り掛かっているかもしれないが)

ということで、せっかくここまで生き残って来たのだから、スペースワールドには引き続きアイデアを凝らして頑張って欲しい。
出来れば次回は、凍った魚ではなく、宇宙ネタで話題になることを期待しています。
posted by ヤス at 10:36| Comment(0) | 徒然なるままに