2016年09月08日

新型iPhoneが出た

日本時間の今朝未明、アメリカ時間の9月7日にアップルのiPhone7が発表された。
前機種までと同じく7と7Plusのふたつのサイズで出た。

新型チップを搭載し防水防塵仕様、さらに大きな注目点はFeliCa搭載とイヤホンジャックの穴廃止だろう。
ガラケー時代におサイフケータイ機能を使っていた身としては、iPhoneに同機能が搭載されたことを素直に喜びたい。

またイヤホンの穴問題であるが、これは穴の問題というよりはケーブルレスの問題だった。
ケーブルレスのイヤホンはバッテリー駆動なのであろうが、どのような使い心地なのであろうか。
まあひとまずは邪魔なコードが無くなってすっきりして良さそうだと思う。

あとアップルのサイトで仕様表をみたら、6sより何気に軽くなっている。
6sが143gだったのが、新型7は138g、5g軽い。
「薄くなった」みたいな情報をどこかで見た気がするが仕様では寸法は同じ。
ただ製品画像ではカメラのレンズの出っ張りは相変わらずで、心なしか前より余計に出っ張っているようにも見える。

あと、気になるのはお値段だ。
アメリカでは649ドルからの価格帯らしい。
そして日本での価格は72800円からだという。
割り算するとレートは1ドル112円。
アップルは当面のレートを112円くらいに思っているのだろうか。

日本ではiPhoneの人気が異常に高い。
だから日本では少々高くても売れるので少しプレミアムを付けて売れば利益が最大化出来る、と考えたような気がする。
もしクレームが寄せられてもアップルでは今後1年間の円ドルレートをこれ位に予測しています、と言い訳ができる。

まあ企業が自社製品に付ける値段は自由だからあまり文句も言えない。
需要があると予想される市場で強気の値段設定は経済合理的な判断と言わざるをえない。

ただし、個人的には7〜8万円もする精密機械を2年に一回買い換えるというサイクルは、正直しんどい。
というか、スマホの登場以来、中でもiPhoneが日本で売られるようになって以降、毎月1万円スマホに支出するライフスタイルが日本に定着した。

今、日本のスマホの普及台数はおよそ5500万台らしい。
うちiPhoneのシェアが7割をかなり超える。
(あるデータでは76%だった)
つまり日本にはざっと4000万人のiPhoneユーザーがいる。
このユーザーが2年に一回7万円(1年あたり3.5万円だ)の端末を購入すると、アップルの端末売上はざっくり1.4兆円。

ガラケーの料金体系はスマホの半分くらいなので、ざっと推測するに、iPhoneの登場でガラケー時代から比べて日本人の携帯端末への支出は年間数千億から1兆円くらい増えたのではなかろうか。

アップルの2016年度4ー6月期売上は急減したらしいが、その理由としてiPhoneの市場がそろそろ飽和したことはもちろん新型iPhoneの単価が高くなり過ぎたことが影響していることは間違いなかろう。

アップルの戦略としては、型遅れ機種で市場の裾野を押さえつつ新型機で上澄み部分キープしたいのだろうけれど、この戦略は今のところ「大成功」のようには見えない。

個人的には普及機市場にも、余計な機能を省略しつつデザインやアイデアで魅力を付加した「新型機」を出して欲しいと思うのだが、さていったいどうなるのだろう。
posted by ヤス at 12:38| Comment(0) | 徒然なるままに