2016年08月22日

脳みその働きを良くしたい

時々、仕事をしていて脳内作業が袋小路のどん詰まりに行き当たって、そういう場合は脳機能がフリーズして押しても引いても動かない、みたいなことになる。
そういう困った事態がたびたび発生するので、この問題に対する対策については長年考えてきた。
考えてはきたのだが、あまり良い対策が浮かんでいるわけでもない。

しかし少しだけ長く生きてきて、行き当たりばったりではあるがいろいろな知識を覚えたり人のやり方を見ていて、なんだかその対策の糸口がチラリと見え隠れする領域に達した、と思うこともあったような気がしなくもない。
そこであらためてその問題について考えてみることにする。

脳みそというのは、快調に動くためにはいくつかの条件が要るように思われる。
まず必要条件として、安定した平穏な状態にあること。
悪い奴らに追いかけられて切羽詰まった状態では、いつもならすんなり掛かる自動車のエンジンが、気が動転してなかなか上手くいかなかったりする。
なるべく安全で静かな環境を確保し、空腹でも満腹でもなく、健康で身体のどこもかしこも具合がよろしい、ということが必要である。

そして、十分条件としてははっきりした動機があること。
この仕事を終えるととてつもない報酬が得られるとか、そうでなくとも達成感が得られる「予感」がして、無意識的に動作が始まるということがあるとなおよい。
これに関連して述べると、脳みそは自分の能力で出来そうなことにしかやる気が出ないという特性があるように思われる。
だから重要なのは、目の前の問題は解決可能だと思えること。
この点も重要なの脳の動機付けになり得る。

重要なのは脳みその動作の好不調は、どうも無意識領域の働きが決めている、ということである。
だから我々は、無意識領域に働きかけて上記の必要十分条件を整えないといけない。


また違う角度から脳の働きの促進方法を論じることもできる。
それは「ゴールから逆算で考えろ」という方法論だ。

積み上げ方式で作業を進める場合、全体の俯瞰がしづらく、ゴールまでの道程が見えず、したがって脳内が混乱し疲弊してフリーズする、ということが起こりうる。
だから迷路を出口から逆に辿るごとく、ゴールをまず明確にして、そこから逆に辿って必要な行程をあぶり出す、という方法が有効になる。
わたしはある時そのことを知って、脳みそがフリーズするたびに「逆から辿れ」を心がけてきたつもりである。

このように机上の方法論はいろいろ学んできたわけであるが、今ひとつ何かが足りない。

それはたぶん脳の働きにおける、瞬発力やスタミナに相当する能力だと思う。
目の前に高い壁がそびえていても絶望しない、複雑難解な思考を続けていて途中で折れない、そういう能力こそ重要であると思われる。

そしてこういう能力はオリンピック選手のごとく、毎日少しづつトレーニングを重ねて地道に積み上げていくしかないのではないか。

ということで、どうも今日明日のうちに脳の働きが目覚ましくパワーアップするということはなさそうだと分かって、静かに、言葉もなく、遠い曇り空を眺めるのであった。
posted by ヤス at 16:12| Comment(0) | 徒然なるままに