2016年07月04日

暑い7月初旬に思ったこと

まだ7月の最初だというのにこの数日猛烈に暑い。
うちの家も朝の7時頃には室温が30度くらいになっている。

気象庁のサイトで調べると、岡山県の平年の日中最高気温は7月5日までは29度台で6日から30度を超え28日から翌8月12日までおおむね33度台で推移する。
岡山県で一番暑いのは7月の下旬からお盆くらいまでの2週間程度の期間である。
しかし今の段階でこんなに暑いとこの先どうなるのか。

まあ今年は早く暑くなった分早く涼しい秋が来るのかもしれない。

考えてみると現生人類はざっと30万年前にアフリカの大地溝帯の辺で生まれたという。
赤道直下のわりかし暑い場所が元のすみかであったのだ。
だったらホモサピエンスにとって日本列島の暑さくらい平気であってもおかしくない気がするのだが、やはり気温も30度を超えて33度とか35度とかだと事実としてたいへん暑く感じる。

ホモサピエンスが居住地域を決めるのに、最高気温が快適な25度くらいのところを選ぶと今度は最低気温が寒くなる、また最低気温を基準にすると夏の暑いのを我慢しないといけない。
そういう意味では日本列島は世界的にもかなり条件の良い場所であることは間違いないだろう。

想像するに、ホモサピエンスはなるべく気候的にも快適で食料豊富な理想郷を求めて古来さまよい歩いたことだろう。
アフリカ大地溝帯で生まれたホモサピエンスはその後ユーラシア大陸に渡り、ヨーロッパ、アジア方面に拡散していく。
一説によると大地溝帯からホモサピエンスが世界に拡散した最初の「出アフリカ」が10万年前くらいだという。

それであるものは海を渡ってオーストラリアに到達し、シベリアまでやって来た一群はベーリング海峡を渡って北米大陸へ、その後ずっと南へ下って南米大陸の最南端のパタゴニアに到達したのが1万5千年くらい前のことになるらしい。

この間アフリカから南米大陸の南端まで5万キロの距離を7〜8万年かけて移動したことになる。
年平均の移動距離で600mとか700mくらい。
一年分の移動距離としては大したことがないように見える。
少し不思議なのは人口密度も薄く同じホモサピエンス同士の縄張り争いもそれほどでもなかっただろうに、なぜそんなに世界の隅々まで移動する必要があったのか。

たぶん脳みそが発達して、衣服の工夫などで暑さ寒さへの適応能力が上がりだいたいどこの環境でも大丈夫になったことが大きいのだろう。
それと、ご先祖様も知らない未踏の地には、何か名状しがたい魅力がある、と当時のホモサピエンスは思ったような気がする。
そのように想像すると、土地を守り同じところに定住したいメンタリティはホモサピエンス史的にかなり最近の傾向であるのまもしれない、と暑いさなか、どうでもよいことではあるがそんなことを思った。
posted by ヤス at 11:39| Comment(0) | 徒然なるままに