2016年06月22日

デジカメはD700で十分な件

うちにはカメラが数台ある。

そのうちの1台はニコンのフルサイズ・デジタル一眼レフD700である。
買ってからもう何年経つだろう。
2008年7月の発売というからもう8年も昔のカメラである。
記憶が定かでないが買った時期も6〜7年前だろう。

このD700は画素数が1200万画素しかない。
8年前の当時、すでに2千万画素級のカメラは普通に存在したので、これはかなり控えめな画素数である。
ただし、一般人が普通に撮影する分には、例えば撮った写真を年賀状に印刷するとかSNSに投稿するとかの場合はたぶん200万画素かせいぜい800万画素くらいあればほとんど困ることはないだろう。
というくらいだからD700の1200万画素で困ったことは一度もない。
先日も仕事の用事で料理の写真を撮りA2ポスターに印刷したが、撮影の腕はともかくとして、写真の解像度的には何の問題もなかったと思う。

ニコンD700は、電源スイッチをポチッとすると瞬時に起動するし、シャッターのタイムラグも大昔のコンパクトデジタルのようなワンテンポ遅れる感じも皆無。
今ニコンでは一眼レフ・フルサイズのクラスにD5、D810、D750、D610と4機種ラインナップしており、お値段も60万円台から10数万円まで選択の幅も広い。
が今のところD700があれば十分であり、かつ財布の状況も余裕がないのでなかなか買い替えの動機が生じない。


ネット情報等によると、ここ数年のデジタル一眼レフ市場は頭打ちになって伸び悩んでいるという。
この先のデジカメ市場はどこへ向かうのだろうか、ちょっと心配になってきた。

デジタルカメラが主流になる以前のフィルムカメラの時代、日本におけるカメラの出荷台数は1997年にピークを記録して3500万台だったらしい。
それが1990年代後半からじわじわとデジタルカメラが出始めて、たぶん2005年頃にひとつの爆発期を迎える。
それまでまだ1割弱残っていたフィルムカメラがこの辺でほぼ全滅し、デジカメ全盛期になって出荷台数も7000万台くらいになる。
フィルムがデジタルになって、カメラ台数が倍になった。

さらに2007年には出荷台数1億台を突破、D700がデビューした2008年には1億1976万台になったらしい。
ただしその辺がピークで以降カメラ出荷台数は横ばいまたは減少の傾向になっている。
原因の多くはスマホ付属のカメラ性能の向上。

それとカメラの性能、特に画素数が2000年代前半までは毎年向上していたのが、2000年代後半には天井に達して、ニコンD700のような昔の機種でも何の支障もなく使えるので買い替えの動機が働かない、ということが大きいと思う。

ということでデジカメ業界も今一度何かすごいブレイクスルーを打ち出さないといけない状況でたいへんなのだ。

ちなみにニコンD700は性能的にはまったく文句ないが、わたしはこれに、より立派に見せるためにバッテリーグリップというカメラボディを1.5倍に肥大化させるアクセサリーを付け、28-300mmの10倍便利ズームを付けぱなしにしているので、レンズ込みの総重量がたぶん2kg以上あって重くてたまらない。

だから普段はコンパクトカメラかオリンパスPEN(EP-5)を使っている。
急速に高齢化が進行する日本社会ではカメラの軽量化は喫緊の課題と言えるのだ。

もしニコンがフルサイズで昔のFM2くらいの軽いカメラを出したら、その時は購入に向けて前向きに検討したいと思った。
ニコンさんお願いします。
posted by ヤス at 11:47| Comment(0) | 徒然なるままに