2016年06月08日

政治家の不正直

どうも舛添都知事の問題はなかなか沈静化しないようで、自民党はまだ知事を見捨てていないという週刊誌情報もあるが、そのわりにメディア等からの批判を一身に背負っているように見える。

この間に甘利元経産大臣の不起訴が決まり、また先月の伊勢志摩サミットでなぜか予定していた消費税増税の再度の先送りを安倍首相が発表する、とかあった。

舛添都知事がメディア等から攻撃されているようすを見ていると、本人の態度にも問題があるとは思うが、ひたすら批判され質問されるのを第三者のきびしいナントカのひとつ覚えでひたすら耐えていて、なんだか気の毒な気さえしてきた。

この問題の影響により、都政運営の何%かは滞っているのではないか。
どうせこれ以上追求しても違法性を問うことも難しいらしいし、適当なところで切り上げた方が良い。
そして舛添氏ひとりの問題で終わらせるのではなく、政治資金の使途に関する規制や都庁内の費用支出基準の見直しなど、政治や行政にかかる費用全体の適正性確保をめざす方向に動いたほうが良い。

ただしこの問題は政治家や行政官僚が、政治資金や行政支出についてかなりの程度不透明さを認められているその既得権を壊す話であり、舛添氏個人の問題から日本全体の問題に昇華するにはかなりハードルが高いようでもある。
ハードルは高いようではあるけれどこういう機会に適切に問題の視点を移動して全体システムを正常化しないと、これから先も延々と問題がバレた個人への批判を繰り返し続ける羽目になる。


それと舛添都知事に限らないが、甘利元大臣にしても、消費税の増税先送りを決めた安倍首相にしても、なぜあそこまで不正直を貫き通すのか。
と言って、彼らが嘘をついている具体的証拠を何か掴んでいるわけではないのだが、世間に流通している情報から推定する情況証拠と彼らの言動を照らしあわせて、どこをどう考えてもつながらず、納得出来ない。
嘘をついているか、真実を語らず黙しているかのどちらかと思わざるをえない。

というか彼らの語っている内容を落ち着いて整理すると、実はそこには意味のある内容が含まれていない。

政治家というものは、あまりバカ正直だと務まらないのはまあなんとなく理解できる。
しかし語る言葉には少しくらいは意味があってほしい。
また何年かのうちの一回くらいは、この人もえらい正直なことを言うなあと、嘘でもいいからそう思わせて欲しい、と思った。
posted by ヤス at 15:40| Comment(0) | 徒然なるままに