2016年06月04日

北海道で男児無事発見

北海道で行方不明になっていた7歳の男児が昨日無事発見されたらしい。
不明になってから7日も経っていたということで、安否が非常に心配されていたが見つかって本当に良かった。

ところでこの件について、時間経過とともにたんだん世間の注目度が高くなって、ニュースでもけっこう取り上げられるようになっていたようだ。
その中で置き去りにした父親に対する批判、それから昨日のニュースには捜索方法にまずい点があったのではないかという批判が上がっていた。

父親に対する批判であるが、当初虐待を疑われるのを恐れて「しつけのために置いていった」という事実を隠していたらしい。
で、実際にいくつかこれは虐待にあたるからダメだ、という論評が散見された。
まあ国際的な児童虐待の定義に従えばそうなのかもしれない。
しかし今のところ体罰を受けていた痕跡を見つけたような情報もないし、このお父さんはわりかし恐いオヤジだったのかもしれないがそれでも世間的な許容範囲に収まっているような気がする。
なによりオヤジも不完全な一人の人間であって、いろいろ失敗したり悩んだりしながら子育ているのだろう。
そもそも日曜日に息子と一緒に山に出かけているわけで、子供の相手は嫁さん任せの昭和のオヤジよりよっぽどいいような気がする。


あと、捜索方法がまずかったのではないかという批判について。
これは行方不明になった経緯について父親の説明が二転三転したことが影響した、ということだがそれはその通りだったのかもしれない。
置き去りにしたことが分かってから自衛隊200名が投入されたが、その際に捜索範囲の設定が男児発見場所の逆サイドのエリアになって、結果的に発見が遅れた。
この判断の基には7歳児の体力で険しい方向へは進まないだろうという推測などがあったらしい。
この判断について批判の意見がある。

限られた人員で広いエリアを捜索しなければならず、そのためにはエリアをいくらか絞り込まないといけないのは致し方ない。
ただその絞り込みの判断はかなりむずかしいように思う。

で、ひとつ思ったのが、このような雲をつかむような捜索事案について今後AIを使った選択肢のリストアップが出来るだろうということ。
過去の山中の行方不明事件の情報をデータベースにして、いろんな選択肢をAIに出させることが出来ると思う。
人間の脳みそだけの判断では、固定観念による思い込みで判断を誤る可能性が多々あるだろうが、AIの活用でそのような盲点をカバー出来るのではないか。

あとはドローンや捜索救助ロボットとか、こういう時のために人間や捜索犬をサポートするテクノロジーも今はいろいと活用出来ると思う。

今回の事件では、北海道の自衛隊が施設の鍵を施錠し忘れていたことが結果として男児の健康保護に役立った。
今回は自衛隊の管理ミスが逆に役に立ったけれど、少し以前の実弾誤射事件といい、そっちの方が少し心配だなと思った。
posted by ヤス at 11:46| Comment(0) | 徒然なるままに