2016年06月03日

総選挙速報を評価する

今年もAKB総選挙が始まった。
10年前までは総選挙と言えば衆議院選挙のこと以外の何物でもなかったが、最近は単に総選挙と言えばAKB総選挙を思い出すのはわたしだけだろうか。
そう言えば本家の日本国の衆議院選挙であるが、今回は見送りが決まったようだ。
少し前まで、ひょっとしたらAKB総選挙のひと月後に本家の総選挙があることになって、変な盛り上がりがあるかもと密かに期待していたのだがまあ仕方ない。

AKBの総選挙だが、5月31日から投票が始まり、6月1日夜に投票初日の票数がいつものように速報として発表された。
今回の速報では、初めての試みとして圏外100位までの票数も発表されたがこの結果も非常に興味深かった。

ところでAKBの総選挙だが、こちらは票数という明確な数字によって人気を測るイベントであるので、ある意味現在のAKBのパワーを定量的に把握することが出来る。
今回の速報では暫定80位までの総票数が714,944票。
昨年が686,154票、一昨年が518,554票だったので、ここまで確実にAKBグループの勢力は拡大を続けていると見ることが出来そうである。
ただし、昨年と一昨年の速報票数を比較すると132.3%の伸びであるのに、今年と昨年の比較では104.2%の伸びにとどまっている。
また、速報票数と最終票数の比率を昨年、一昨年見てみると、一昨年は439.2%、昨年は398.7%であり、4倍程度の伸びを記録しているが、その伸びしろがちょっと減っているのが気になる。
もし今年の伸びしろが昨年よりさらに減った場合、最終票数が昨年を下回る可能性も十分にあるというくらいの数字であるが、はたしてどうなるのか。

ちなみにAKB総選挙の投票権はよく知られているように投票権付きシングルCDの購入によって得られる。
それ以外にモバイル会員やファンクラブ会員への加入によっても投票が可能だ。
Amazonでは投票権付きCD「翼はいらない」が1,387円で販売されている。
またモバイル会員の月額会費は324円であり、投票後直ぐに退会することも可能である。
このあたりの投票方法の内訳は不明であるが、仮に間を取って一票の価格が900円であるとすると、今回の速報票数714,944票は6億4千3百万円に相当する。
また昨年の最終投票数2,735,433票は24億6千万円である。

1日で行われた投票において6億4千万円前後のお金が動いたというのは、やはりAKBは相変わらず大したものであると言わざるをえない。
また同時に、微妙にボリュームの伸びが縮小傾向であることについても、今後秋元康らがどのような対策を打ってくるのか注目される。

そう言えば、今回の総選挙は新潟で行われるわけであるが、活動開始後半年のNGTに関しては、80位圏内は5,924票のキャプテン北原里英ただ一人であり、100位まで合わせても3名10,941票しか獲得出来ていない。
人口80万人の地方都市新潟市を拠点とするNGTは今後のAKBのマーケティングの鍵を握る重要なテストケースと考えられる。
今後のNGTへのテコ入れ策次第でAKBグループ全体の真価が左右されるのではないだろうか。
ということで、NGTの今後について特に注目しようと思った。
posted by ヤス at 10:53| Comment(0) | 徒然なるままに