2016年05月02日

映画館スクリーン増加中

最近は映画館に映画を見に行かない。
最後に映画館に行ったのはたぶん10年以上前だ。
最近は超大作のスターウォーズも公開になって、ひょっとしたら久しぶりに行くかもしれないと思っていたが結局行かぬままにスターウォーズは公開終了した。
そのように個人的に映画館離れしているが、世の中はどうなのか少し気になった。

最近の映画館数(正確にはスクリーン数)、公開映画本数は増加傾向にあるらしい。
ネットでさっき調べたら、1990年代後半から全国の映画館のスクリーン数はどんどん増えている。その増加を牽引しているのはいわゆるシネコンの増加である。
その一方でワンスクリーンの通常映画館はどんどん減っているらしい。

1960年代に7千5百館ほどあった映画館はその後急に減少していき、1993年には1743館になっている。
それが90年代を底としてふたたび増加に転じ、2015年のスクリーン数は3437になったそうだ。
(ネットのデータは2000年を境にカウント方法が映画館数からスクリーン数に変わった)
2000年のスクリーン数が2524なのでそこから千弱増えている。
1960年代からの映画館の減少はたぶんテレビの台頭によるものだろうと想像される。
しかし90年代以降のスクリーン数の増加はなぜだろうと疑問が湧く。

わたしの見たネット情報には公開映画本数のデータもあって、1950年から2000年代前半までは、洋画・邦画合わせてだいたい年間500本から700本を行ったり来たり。
それが2006年頃からどんどん増えて2015年は1117本になったらしい。
さらに情報には続きがあって映画館入場者数が出ていた。
こちらは1958年がピークで全国年間11.57億人が1970年頃までに急減して1.5億人程度になる。
2000年代以降若干増えて2015年は1.67億人だったらしい。

でここからいよいよ結論だが、最近の10年、映画館スクリーン数は徐々に増えてここ数年で公開映画数も増えた。
だが興行収入はこの10年くらいだいたい横ばいで推移しているとのこと。

つまりこの10年くらい、「蛇口」の映画館スクリーンは増えて、蛇口から流す公開映画の本数も増えている。
そのおかげか入場者数も1990年代よりは若干増えたが、肝心の興行収入はそれほど増えていない。
逆に言うと、蛇口を増やしてそこからどんどん新作を流してやっとのことで興行収入を維持しているようにも見える。
個人的に映画館に行かなくなった原因のひとつは、映画館に2時間ほどじっと座って映画を見ているのがそろそろ辛くなった、ということがある。
これはオレも歳をとって物事に対する興味やこらえ性などがだんだん弱体化したのかなあ、などと疑念を持っていたわけであるが、ひょっとしたら最近の映画は粗製乱造でつまらなくなった、ということもあるのではないかとやや思い直した。

世の中の映画がつまらなくなったのか、わたし自身がつまらない人間になったのか、いったいどっちが正解かなのだろう、と少し考えてみました。
posted by ヤス at 11:51| Comment(0) | 徒然なるままに