2016年04月13日

日清CM炎上

日清のコマーシャルに矢口真里が出て、批判が殺到して1週間で放送中止になったという。

CMは、若者に向けて世界を変えるためにビートたけしが「いまだ、バカやろう!」と呼びかけるというもの。

このニュースを最初に聞いて、世間のクレーム体質を逆手に取った炎上商法なんだろう、と思ったのだが、どうも世間では炎上商法説は少数派であるらしい。
あるネット記事には、若者に向けたメッセージだったのにテレビをよく見る主婦層や高齢層にメインで受け止められる結果となり、そこの層がクレームを入れたのだろうという分析をしていた。

数分間にわたってこの問題をネットで調べてみたが、炎上商法説はあまり出て来ない。

日清が果たしてこの結果を予測しながら挑発的なCMをあえて流したのか、それともここまでとは思わず批判が来て驚いて放送を取り止めたのか、実際のところは分からない。
最初から炎上商法を狙っていたとしても、日清が「あれは狙ってました」とは絶対に言わないだろうから、おそらくこの先も真相は明らかにはならない。

ただCMの動画を見た個人的感想としては、矢口真里と新垣隆のパートは、かなり挑発的というか、いかにもクレームが来そうな匂いがあると感じた。
だからわたしの個人予想としては、最初から炎上による話題作りを狙っていたのではと思うのである。

この問題を評価するにあたっての分かれ道になるのは、クレームの声を上げた人々の気持ちを肯定するか否定するかという部分であろう。
一般的に企業に積極的にクレームの電話を入れたりするのは40代50代以上のおじさんおばさんの年代の人が多いとされる。
で、今回は矢口真里の不倫ネタに主婦層が気分を害してクレームが入れられたというのが大方の見方であるようだ。

不倫をネタにしてテレビで稼ぐ女性タレントを見て苦々しく思うテレビのこっち側の女性たちの気持ちは、まあ分からぬでもない。
チャンネルを変えるたびに矢口真里のドヤ顔が飛び込んで来て迷惑だから放送止めろ、という理屈は、それなりに成立するようにも思う。

最初は少し軽めの炎上商法を狙っていたのだが、世の主婦たちの本当の迷惑に気付いた日清が、それなりに本当に反省して放送を止めた、という辺りがことの真相であるような気もする。

テレビがチャレンジ出来なくなって面白くなくなった、という意見も多い訳であるが、一方で不特定多数が見るテレビのこっち側では、いろんな人が気分を害したり傷付いたりしている事実もたぶんある。
わたしは個人的にテレビを見て気持ちが傷付いたことは無いが、中には傷つく人もいるのだろう。
単純に、不特定多数が見るテレビはあまり無茶なチャレンジは出来ない、何か変なことを思いついたらユーザー層の絞られたメディアでやるべきである、ということなのかな、と思った。
posted by ヤス at 15:49| Comment(0) | 徒然なるままに