2016年04月09日

200m平泳ぎ

競泳の日本選手権の5日目、男子200m平泳決勝があって33歳の北島康介は5位に沈んだ。
レースの動画をまだ見ていないのだが、日本水連のウェブサイトに載っているリザルトを見たところによると、北島は150mまでは2位に付けていたのが最後に3人に抜かれたらしい。
北島の最後50mのラップは34.52秒で、上位4人は33秒〜34秒ちょうどくらい。
ラストでコンマ5秒以上差がついて代表に手が届かなかった。

このレースで注目は、1位になった小関也朱篤(「やすひろ」と読むらしい)のラップタイム。
100mは1分0秒台と、ほとんど100mのベストに近いところで突っ込んでいる。
小関は昨年の世界選手権の時から「世界記録を狙う」と公言しており、ラップタイムにその意気込みがよく表れている。
小関の50mごとのラップタイムは、28.52秒、32.42秒、33.20秒、33.97秒。
100mー150mをコンマ3〜4秒削ってラストも33秒ちょうどくらいで耐えることができれば世界記録の2分7秒01が射程に入る。

小関は3〜4年前までは自由形の選手で、平泳ぎを始めたのは最近らしい。
昨年ベストタイムを出して以降少し伸び悩んでいる感じがしないでもないが、上背もあるし、経験が少ない分伸びしろがあるだろう。
五輪本番は北島康介の分まで頑張ってくれると期待している。

あと、2位に入った早稲田の渡辺一平。
決勝レースで準決勝から100分の1秒タイムを上げて来たようだが、150mまでのラップだけ見るとコンマ2秒ほど上がっている。
最後少し疲れたようだけれど、こちらも本番に期待の持てるタイムの上げ方だと思った。

平泳ぎの世界記録は2012年に当時高校生の山口観弘(「あきひろ」、読めないなあ)が出して以降破られていない。
だから五輪本番では世界記録ペース、2分6秒台の争いになる予感がする。
スピード自慢の選手は100mを1分切って入るだろう。
小関も渡辺も金メダルを獲りに行くには、前半は離されないように我慢して後半の100mでイッキにスパートして追い抜く、という展開が必要になるに違いない。

日本選手団が100m平泳ぎに選手を送らないのはどうも史上初めてのようであるが、100mで選に漏れた悔しさを200mで爆発させて欲しいなあと思う。

そして今回の日本選手権で力を出し切った北島康介の分まで暴れ回って来て欲しい。
と思った。
posted by ヤス at 10:15| Comment(0) | 徒然なるままに