2016年03月30日

14nmは水分子50個分

最近パソコンの調子が悪くて、もう3、4年くらい使っているヤツなのでそろそろ買い換えどきかなと思ったりしている。
ただ、文章を打ったり軽めの表計算仕事やウェブサイトをいじったりする仕事はかなりiPadやWindowsタブレットでやるようになっていて、だからそれほど差し迫った感じもなくてズルズル来ている。
この間も某パソコンショップでなんとなく品定めしていて、オタクっぽい店員に最近のパソコンの凄さについてさんざんレクチャーしてもらった。
その時、パソコンの中身のオタクっぽい事柄についてはほとんど無知であったことを自覚し、ネットでインテルとAMDのCPU性能の違いとかなんとなく調べてみた。

うちのパソコンは一応インテルのcore i7プロセッサー搭載なんだけれど、現在店頭にもcore i7搭載機種が並んでいる。
うちのcore i7と現在のcore i7は何がどう違うのか、なんとなくネットで眺めていたらなんとなく分かったような気がしてきた。
うちのcore i7は第2世代で、最新版は第6世代まで来ているらしい。

で、ネット情報によると第2世代は「プロセスルール」が32nm。
第6世代は14nm。
プロセスルールっていうのは、これも付け焼き刃の知識であるが、CPUの回路線幅のことである。
回路線幅は、いわゆるムーアの法則の本家本元の真犯人である。

これがうちにあるのと最新版では32nmから14nmに進化したのか、と目を閉じてしばし感慨にふけった。
ちなみに「nm」はナノメートルで、1nmは10億分の1メートル、100万分の1ミリ、千分の1ミクロン。

CPUのネーミングは代わり映えしないけれど、どうも最新版の方がなんとなく凄そうだ、ということはひしひしと伝わって来る。
プロセスルールが進化した、というのは、たぶん回路焼き付けの露光装置を始め製造ラインを総取っ替えするような莫大な設備投資が行われた、ということである。たぶん。

ところで14nmとはどれくらいの細かさなのだろう。
14nmは約7万分の1mmになる。
髪の毛がおよそ0.1mmくらいらしいので、14nmは髪の毛の7千分の1の細さ。
イマイチ実感が湧かない。
ネット情報によると、水の分子直径がおおよそ0.3nmくらいらしい。
ということは14nmの幅の中に、おおよそ水分子50個入る。
というか、たった50個。
そう思うと凄い。

ちなみに未確認情報によると、回路線幅の限界は7nmと言われているらしい。
水分子換算で25個分。
この調子だと数年のうちに7nmに到達しそうだ。
というかIBMは既に昨年、試作レベルで実現しているようだ。
たぶんあと1年くらい待ったら、10nmクラスのCPUが製品化されるのではないかという気がする。
さらに待てば7nmも間違いなく出て来るのだろう。

どうせなら7nmが欲しいよなあと思うのだが、言うまでもなく回路線幅によってパソコン仕事の出来栄えにさほど影響は無い。たぶん。
それが残念なところだ。
posted by ヤス at 10:43| Comment(0) | 徒然なるままに