2016年01月21日

バッテリーが不安定な件について

今わたしはiPhone 5Sでこの文章を打っている。
わたしのiPhone 5Sは機種変からかれこれ2年と3ヵ月ほど経っていると思う。
したがって例に漏れずバッテリーの消耗が激しい。
残量表示が90%台になってからの粘りが効かず、すぐに70%60%台に急降下する。

そのくせ電源に繋ぐとあっという間に回復したりする。

この辺はいわゆるiPhoneあるあるだと思うが、iPhoneの買い替えを促す動機としてこのバッテリーの消耗はきわめて有効に作用していると思われる。

わたしとしては、機種代金支払い期間の24ヶ月が終わって請求額が約2千円ほど安くなってほくそ笑んでいたのであるが、それよりも昨今の日経平均の如く乱高下を繰り返すバッテリー残量表示のストレスが無視できないほど大きくなってきた。


これは想像であるが、おそらくiPhoneという製品は、2年ごとの買い替えを想定してデザインされているのだろう。
iPhoneはバッテリーがボディの中に厳重に格納されていて顧客が簡単に交換出来ないようになっている。
この構造によってすっきりとしてかつ堅牢なデザインが成立している。

スマートフォンというのは、まあだいたい2年も使うと、汚れたりスリ傷が増えたりだいぶくたびれてくる。
特にiPhoneのような秀逸なデザインのものだとくたびれが目立つ。
また最新版CPUを想定したアプリを入れたりすると、動作のもっさり感もあって買い替え衝動が増幅される。
そこへもってきてバッテリーの消耗が留めを差すのだ。

まあ開発者側の立場に立って言い訳をするならば、iPhoneというエコシステム全体がスムーズに進化するためにも、すべてのユーザーが一定のサイクルでハードを更新すれば最新の機能、最新のアプリで最新のユーザー体験を円滑に提供出来るのだ、ということになるのだろう。

iPhoneのエコシステムが全体として付加価値アップする体制を維持できている間は、iPhoneの陳腐化・コモデティ化を防ぐことが出来る。
アップルもしばらく安定して成長が維持出来るだろう。


たぶん顧客アンケートをとったら、iPhoneのバッテリーは簡単に交換出来た方が嬉しい、という人が圧倒的に多いのではないか。
これも想像であるけれど、アップルの強さはそういう顧客の要望を適度に無視出来るところなのではないか。

バッテリーの残量表示が不安定なのは顧客にとってけっこうなストレスになる。
だから簡単に交換出来た方が嬉しいとなる。

それに対してアップルの方は、どうせ2年ごとに買い替えるものなのだから交換可能な構造は不要なんですよ、2年ごとに買い替えした方がお客さんもアップルもみんな幸せになって合理的なんですよ、と言っているのだと想像するがどうなのだろう。

などといいつつ、小さいiPhoneが出る噂に、絶え間ない買い替え衝動を近頃頻繁に感じるなあ、などとと思っている。

posted by ヤス at 10:58| Comment(0) | 徒然なるままに