2016年01月02日

ディテールにこだわる

「スターウォーズ/フォースの覚醒」が大ヒットしているらしい。
ウィキペディア情報によると、この映画の制作費は2億ドルというから今のレートで240億円かかっている。
そして、公開初日の興行収入が1.25億ドル=150億円だったらしい。

そして年末のニュースで、世界最速12日間での興収10億ドル突破が報じられた。

プロモーションにも莫大なお金が投じられたとは思うけれど、さすがにもういわゆるリクープラインは越えたのではないか。
それにしても一本の映画としては凄まじい話だ。


莫大なお金を投じて製作され、無事に想定通りの超弩級ヒットになったわけであるが、スターウォーズのようなクリエイティブな世界では、製作現場において相当なこだわりを持って作業が進められているのだろう。
わたしの勝手な想像では、凄い映画ほど細かいディテールにこだわっている。
コンマ何秒のシーンのために数億円つぎ込むことをいとわない。
観ている人がなかなか気がつかない部分まできっちり作り込んであるから、作品の厚みが感じられるようになる。


しかしモノには限度というのがあって、スターウォーズといえどかけられる予算には上限があったろう。
映画一般において、かける予算の上限を割り出すのはたぶん難しい。
監督としてはもっとお金をかけたい、しかしプロデューサーがそれを許さない、そういう場面も多いだろう。


普通の仕事においても、どこまでディテールに時間や予算をかけるかはかなり難しい問題だ。
今日の日本社会は成熟化していて、あらゆる産業分野が激しい競争状態にある。
こういう競争状態では、子細なディテールの差が勝敗の明暗を分けたりするのではないか。

そうだとすると細かな作り込みもおろそかに出来ないなと思う。

というか、真に優れた創造物は、ディテールまでが統合的にバランスよく作り込まれているのではないか、という思いが最近強い。

重箱の隅をつつき、時にはプロデューサーの制止を振り切る映画監督のようにディテールの作り込みに暴走するのもありなんじゃないか。

そんなことを思う、2016年二日目の朝なのでした。

posted by ヤス at 09:12| 徒然なるままに