2016年01月01日

正月とクリック感

またカメラの話でなんだけれど、最近キャノンが展開しているコンパクトカメラのG7XなどのGシリーズには、レンズの根元にマニュアルピント調整などを行うためのリングが付いている。
キャノンのG7Xのサイトを見るとコントローラーリングという名称のパーツであるらしい。

で、わたしの愛機であるSONYのRX100にも同じようにリングが付いているが、こちらはSONYのサイトで確認するとコントロールリングという名称になっていた。

ほぼ同じカタチ、同じ機能のリングであるが名称を微妙に変えているのがなんだか微笑ましい。
そういえばカシオやパナソニックにも同様のリング付きの機種があったが各社のリングの名称はどうなっているのだろう。
いちいち調べるのが面倒なので他社は置いておくとして、問題は、SONYとキャノンではリングにクリック感が有る無しの違いがあること。

わたしのSONYにはクリック感が無く、キャノンにはある。

クリック感が有ると、動画撮影中にマイクがクリックの音を拾う可能性がある。
また、クリックとクリックの間の中間領域に何かを合わせたいとき、合わせにくい、または合わせることが出来ない。

一方でクリック感が有ることによって、例えば絞りの設定をf2.0とか、f5.6とかの節目の値にぴったり合わせられる。
クリック感がないと、f2.12とか、絞り値がそういう微妙な領域に踏み込んでしまってきっちり合わせたい人にはもどかしいだろう。(その辺のメカニズムはよく知らない)

カメラのコントロールリング(またはコントローラーリング)にクリック感を求めるか求めないかは、その人の世界観、宇宙観の違いであるように思われる。


ところで今日は一年の節目の正月である。

カレンダー上には正月のような節目の日が、端午の節句とか春分の日とかハロウィンナイトとかたくさんある。
一週間や1ヶ月のサイクルもある。
また、一年に一回誕生日が来てひとつ歳をとる。

その人独自の節目の日というのもそれぞれあるのだろう。

しかし数ある節目の日において、そのチャンピオンが正月であることはたぶん確かだ。

しかし、太陽の周りを約365日かけて回る地球が、正月の位置にさしかかるたびにクリック感があって、そこで小さく揺れたりはしない。

というか、地球が正月の位置で揺れないからこそ、ちゃんと正月が分かるようにカレンダーがある。

そして正月のクリック感を感じることによって、時間の経過を確実に知る。
地球は猛スピードで太陽の周りを回り、時間は一分一秒、今も確実に進んでいる。
そういうことが人間にはなかなか実感として感じられない。

回っている実感としてのクリック感は、やはり必要なのかもしれない。

ところで、わたしはカメラのリングはクリック感がない方が好きだ。
でも、クリックがあることにも、それ相応の良さがあるのかもしれない、と思った。

ところでみなさま、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
ああー、正月だなあ。
posted by ヤス at 07:31| 徒然なるままに